2015年4月7日火曜日

まとめ その1

Q1:
《荒ぶる波濤、キオーラ》の+効果で《紅蓮の達人チャンドラ》を対象にしました。返しのターン、チャンドラの+効果を使った場合、ダメージは与えられませんが、対象のクリーチャーはブロック不可になりますか?

A:
はい。結果としてダメージが与えられなくても、効果は影響を及ぼします。従って、《紅蓮の達人チャンドラ》の能力の対象にしたクリーチャーは、このターン、ブロックできません。

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Q2:
対戦相手の《飢餓の声、ヴォリンクレックス》に対して土地を五個タップして《不実》を唱えてコントロールを奪い土地をアンタップしました。
この時にアンタップした土地からマナを出して続けて呪文などを唱えた場合、その土地は次のアンタップステップでアンタップするのでしょうか?

A:
アンタップしません。あなたが《不実》と唱える時点でマナのためにタップされた土地に対して、《飢餓の声、ヴォリンクレックス》の能力が誘発しています。その後にもう一度
それらの土地をタップしたとしても、「アンタップしない」効果は続きます。

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Q3:
《硬化した鱗》をコントロールしている状態で、《細胞質の根の血族》の能力を自身を対象に取って起動した場合、《細胞質の根の血族》に乗っている+1/+1カウンターの数は変化しますか? CR121.5に書いてある"何も起こらない"の解釈に迷いました。

A:
変化しません。CR121.5にある通り、「何も起きない」ので、カウンターが置かれることもありません。従って、《硬化した鱗》の効果が影響することもありません。

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Q4:
ブロッククリーチャー指定ステップに瞬速を持つクリーチャーを戦場に出しました。このクリーチャーをブロッククリーチャーとして指定する前に、攻撃側プレイヤーが優先権を得てクリーチャーを除去できるタイミングは存在しますか。

A:
質問の通り、ブロック・クリーチャー指定ステップ「に」クリーチャーを出したのであれば、もうそのクリーチャーをブロック・クリーチャーとして指定するタイミングは過ぎています。それよりも前に出したのであれば、互いに何かをする機会はあります。

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Q5:
《雷破の執政》に対して呪文を打たれたのを、《頑固な否認》でカウンターしました。
この際には雷破の執政を対象にした呪文のプレイヤーに3点は入るのでしょうか?

A:
はい。対戦相手が《雷破の執政》を対象とした呪文を唱えた時点で、《雷破の執政》の能力が誘発しています。その後、その呪文が打ち消されたとしても、すでに誘発した能力には、なにも関係がありません。

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Q6:
《凍氷破》を唱えて獰猛を満たしているとき、既にタップ状態であるクリーチャーは次のターンにアンタップできますか?

A:
《凍氷破》の対象はクリーチャーです。それがタップ状態であるかどうかは関係ありません。獰猛を達成していたとしても同じです。対象になったクリーチャーは次のターンのアンタップ・ステップにアンタップしません。そして、《凍氷破》で対象になったクリーチャーのみ、《凍氷破》の影響を受けます。

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Q7:
《オジュタイの命令》で《オジュタイの語り部》を場に戻したとき、自分の戦場にドラゴンが存在した場合、オジュタイの語り部の効果でカードを一枚引くことはできますか?

A:
いいえ。《オジュタイの語り部》が戦場に出た時に、それが唱えられた時点で「ドラゴン・カードを公開した」か「ドラゴンをコントロールしていた」必要がありません。質問の場合、そもそも《オジュタイの語り部》が唱えられていませんので、誘発もしません。

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Q8:
《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》で出たトークンを《クローン/Clone》でコピーした場合、クローンの色は白?それとも色はコピー可能な値ではないから無色?

A:
そのトークンを作成した効果によって定められた特性値に従います。従って、《刃砦の英雄》によって作成されたトークンを《クローン》でコピーした場合、その色は白になります。

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Q9:
《スカーブの殲滅者》を墓地から唱えるときの追加コストとして自身を追放することはできますか?

A:
いいえ。墓地の《スカーブの殲滅者》を唱える場合、まずそれ自体が墓地からスタック領域に移動してから、唱える手順を追っていきます。コストを支払うのはその後なので、自分自身を墓地から追放することは(すでにスタック領域にあるので)できません。

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Q10:
1本目を負けてしまい、私が先手後手を決定する前に、2本目の自分の手札を見てしまいました。どうなりますか?

A:
選択権のある方、つまりあなたが自動的に先手になります。(MTR2.3)

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