2015年5月16日土曜日

まとめ その36

Q351:
《聖トラフトの霊》により場に出た天使トークンが、聖トラフトの霊自身が戦闘終了前に戦場から離れた場合、生贄に捧げられる遅延誘発型能力はどう処理されますか?

A:
トークンを出して遅延誘発型能力の生成を予約することまでが、《聖トラフトの霊》の誘発型能力です。従って《聖トラフトの霊》が戦場にいなくなっても、遅延誘発型能力はスタックに積まれます。

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Q352:
過去に《破滅小径の仲介人》をコントロールしていた事のあるプレイヤーは、コントロールが移動した後に仲介人によって追放されるカードの表を見る事が出来ますか?

A:
いいえ。コントローラーが変わった後に、1番目の能力を起動して追放されたカードについては、2番めの「見ても良い」という効果があなたに影響しないので、見ることができません。

例)あなたのコントロール下でA,Bというカードが追放されていて、コントロールが変わった後にCというカードが追放された場合を考えます。あなたはAとBについては引き続き表を見ることができます。しかしCについては見ることができません。

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Q353:
Aは真の名の宿敵(Bを選択)をコントロールしています。AはBを対象に稲妻をプレイしました。これをBは誤った指図でAの真の名の宿敵に対象を変更することで、Aの真の名の宿敵を焼くことは可能ですか?

A:
可能です。《稲妻》のコントローラーはAなのでプロテクション(プレイヤーB)にはなにも影響しません。

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Q354:
統率者の《オルゾヴァの幽霊議員》の能力を起動し、追放する代わりに統率領域に移動させました。次の終了ステップの開始時、幽霊議員は戦場に戻ってきますか?

A:
はい。戻ってきます。「ターン終了時に、それをオーナーのコントロール下で場に戻す。」という効果は、《オルゾヴァの幽霊議員》が領域を移動した先(この場合は統率領域)を探します。

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Q355:
《マイコシンスの水源》を《交易所》によって生け贄に捧げた場合、交易所の能力をスタックに積んだ後にマイコシンスの能力が発動する。相手が優先権を放棄した場合、「基本土地を手札に加えシャッフルそのあと1ドロー」でよろしいでしょうか?又は同時にスタックに積むのでコントローラーが順番を決めれるのでしょうか?

A:
まず《交易所》の能力がスタックに積まれます。その上に《マイコシンスの水源》が墓地に置かれたことによる誘発型能力が積まれます。従ってまず基本土地を1枚探してシャッフルした後、カードを一枚引くことになります。

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Q356:
《闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realms》の紋章を2つ持ってるとき
《沼/Swamp》から黒×8でますか?

A:
いいえ。その場合、沼は「{Tap}:あなたのマナ・プールに{B}{B}{B}{B}を加える。」という能力を2つ持ちます。タップすることをコストとしては、いずれか一方しか起動できないので、8つ得ることはできません。

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Q357:
対戦相手のクリーチャーをタップさせている《潮縛りの魔道士》をコントロールしています。自分のターンで、その潮縛りを対象に《変化》を唱えた場合、返しの相手ターンのアンタップステップで、相手のクリーチャーはアンタップしますか?

A:
いいえ。この誘発型能力は期限付きの継続的効果を生成します。この期限とは、《潮縛りの魔道士》のコントロールを失うまでです。質問の場合、コントロールを失ってはいないので継続的効果は途切れずに継続されます。元の能力があるかどうかは誘発した能力には無関係です。

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Q358:
《野生の意志、マラス》について質問です。
+1/+1カウンターが1つ乗ったマラスと《ファイレクシアの供犠台》をコントロールしています。マラスからカウンターを1つ取り除くとともに、供犠台でマラスを生贄に捧げ、マラスの能力の起動コストのマナに充てる事は可能ですか?

A:
いいえ。呪文を唱えたり能力を起動するためのコストは、全て準備してしおいてから支払う必要があります。(CR601.2g) この場合、マナを準備すると《野生の意志、マラス》がいなくなるため、「カウンターを取り除く」というコストが支払えません。

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Q359:
+1/+1カウンターが1つのったクリーチャーを対象にして、《縞痕のヴァロルズ》の効果で《黒焦げ鳴らし》を活用した場合、+1/+1カウンターは取り除かれますか?

A:
いいえ。このように負の数を扱う場合、0としてみなされます。従って+1/+1カウンターは置かれもしませんし、取り除かれもしません。(CR107.1b)

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Q360:

戦場に何らかの要因で素の状態で《前駆ミミック》が出ています。ここで《クローン》を戦場に出し、前駆ミミックをコピー、その置換効果でさらに前駆ミミックをコピーと適用していった場合、トークンを生成する能力を複数持つ事が出来ますか?

A:
いいえ。コピー効果に付随する能力を得るには、実際に適用される必要があります。《前駆ミミック》のコピーになることを選び、それによってまた《前駆ミミック》となることを選べますが、実際に付随する誘発型能力を得るのは戦場に出て効果が適用された後の1回のみです。


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