2015年5月15日金曜日

まとめ その35

Q341:
《ヴィーアシーノの異端者(ULG)》の能力を《荒廃鋼の巨像(MBS)》などの破壊不能なアーティファクトを対象に起動し、能力の解決時に対象が破壊されなかった場合でもコントローラーにダメージは与えられますか?

A:
はい。破壊不能をもっているので破壊する部分はなにもしませんが、それ以外の効果は通常通り行われます。

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Q342:
相手の場に《思考を築く者、ジェイス》、《夜帷の死霊》、クリーチャー化した《海の神、タッサ》が出ている状態で《遠隔+不在》を融合で唱え、《夜帷の死霊》をバウンスしました。この場合、クリーチャー状態の《海の神、タッサ》を生贄にささげさせることは可能でしょうか

A:
いいえ。《遠隔+不在》を融合で唱えた場合、バウンスしてから生け贄に捧げることになります。バウンスされた時点で相手の青のへの信心は5未満なので、タッサはクリーチャーではありません。従って相手は何も生贄に捧げることはありません。

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Q343:
融合の分割カードについて、左右両方を唱えてスタック上に効果が積まれてる場合ですが。 コストが左右の合計値で、色が左右の両色を持つ左の効果と右の効果が、まず右の効果がスタックされて更にその上に左の効果がスタックされるイメージでよろしいでしょうか?

A:
融合で唱えた場合、スタックにあるのは1つのオブジェクトです。それは左右のコストを併せ持ったマナ・コストを持ち、いずれの色も持ち、解決時には左側から右側の順番で解決されます。2つ別々の側がスタックに積まれているわけではありません。


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Q344:
《遠隔+不在》の場合、スタックの解決直前でタッサはクリーチャーであり、《遠隔+不在》のスタック解決中にタッサはカードタイプ:クリーチャーを失ったことになる訳ですが、このカードタイプを失うタイミングはルーリング上どこなのでしょうか?

A:
《海の神、タッサ》が持つ「クリーチャーではない」という能力は、継続的効果を生成します。この効果は常に適用されます。 (CR611.3)クリーチャーを失う「タイミング」は存在しません。それは継続的効果であり(条件が合えば)常に適用されます。

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Q345:
《ドラゴンのマントル》を英雄的を持つクリーチャーに付けました。ドラゴンのマントルのパンプアップを使用するたびに英雄的は発動するのでしょうか?

A:
いいえ。英雄的で示される能力は、あなたが呪文を唱えることによって誘発します。《ドラゴンのマントル》によって得た起動型能力は呪文ではないので誘発しません。(加えて、対象も取っていません)

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Q346:
《波使い》に《無限反射》がエンチャントされている状態で、《凍結燃焼の奇魔》を出した場合、マナシンボルはどのような扱いになりますか?

A:
《凍結燃焼の奇魔》は《波使い》のコピーになって戦場に出ます。その後、その誘発型能力が誘発します。解決時に青への信心を数え、その数だけエレメンタル・トークンが出ます。例えば、質問にある3枚を全てあなたがコントロールしているのであれば、3体のトークンが出ます。

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Q347:
《思考を築くもの、ジェイス》の能力などによって-1/1である《雲ヒレの猛禽》は、雲ヒレの猛禽(0/1)を戦場に出すことで進化は誘発解決しますか?
また「値を修正するときのみマイナスの値を0として扱う」というルールがある場合、どこに記載されていますか?

A:
はい。パワーの値がより高いクリーチャーが戦場に出たので、進化が誘発します。また、数の扱いに関しては総合ルールの 107.1b を参照ください。

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Q348:
《形態の職工》が《群れネズミ》や《前駆ミミック》などをコピーしている状態でコピーであるトークンを出す能力がスタック上にあるときに英雄的能力を誘発させ《さまようもの》のコピーとなった場合、出てくるトークンは《さまようもの》でしょうか?

A:
その場合は基本的な値として《さまようもの》に、《形態の職工》由来の英雄的能力をもったクリーチャーのトークンになります。コピーを生成する時点で、コピー元のコピー可能な値を見ることになります。(CR706)

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Q349:

金粉のドレイクのCIP能力をストリオン共鳴体でコピーしました。
2人対戦で
1)対戦相手がクリーチャーを1体のみコントロールしている場合
2)対戦相手が2体以上のクリーチャーをコントロールしており、二つの能力で別のクリーチャーを対象とした場合

A:
1)対戦相手のクリーチャーが1体(A)のみの場合:
コピーの能力を解決し、Aと《金粉のドレイク》のコントロールが交換されます。その後、オリジナルの能力を解決しますが、対象となっているクリーチャーはおらず、交換は成立しません。
従って《金粉のドレイク》を生け贄に捧げなくてはいけませんが、すでにあなたのコントロール下にないので、それは実行できません。結局、Aと《金粉のドレイク》を交換した状態になります。

2)対戦相手のクリーチャーが2体(A、B)の場合:
コピーの能力を解決し、Aと《金粉のドレイク》のコントロールが交換されます。その後、オリジナルの能力を解決し、Bと《金粉のドレイク》のコントロールは同じなので、交換効果はなにもしません。交換しなかったことにより《金粉のドレイク》を生け贄に捧げなくてはいけませんが、すでにあなたのコントロール下にないので、それは実行できません。結局、Aと《金粉のドレイク》を交換した状態になります。

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Q350:
トーナメントでサイドボードから入れたカードがわかりやすいため等の理由で、非公開情報にカードがある時は他のカードと逆向き(スリーブが同じ向き)にする、裏は透けて見えないという条件下でスリーブにカードの上下を逆に入れることは可能でしょうか。

A:
いいえ。スリーブを使用する場合、全てのカードが "同様に" スリーブ内に配置されている必要があります。(MTR3.10)

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