2015年5月29日金曜日

まとめ その49

Q481:
戦闘の開始時の処理によってクリーチャーのパワーを変化させる効果(《鱗王の監視》など)が戦場にあり、これによってパワーの合計が8を超える場合、
攻撃クリーチャー指定前に起動型の圧倒能力(《林間の見張り》など)を起動するタイミングはありますか?

A:
戦闘フェイズは、まず戦闘開始ステップから始まります。攻撃クリーチャーを指定するのはその次のステップです。従って、戦闘開始ステップに《鱗王の監視》が誘発した後や、ステップが移る前に、プレイヤーは何かをすることができます。

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Q482:
《静翼のグリフ》と《龍の大嵐》が場に存在し、かつ《龍の降下》の効果によって複数のドラゴントークンが戦場に出たとき《龍の大嵐》のX点ダメージは誘発しない、が正しいですか?

A:
はい。《静翼のグリフ》により、「クリーチャーが戦場に出る」ことによる誘発型能力は、誘発しません。《龍の大嵐》は上記の誘発型能力に当たります。


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Q483:
《アジャニの群れ仲間》と《魂火の大魔導士》をコントロールしている状態で、《弧状の稲妻》など振り分けられる火力を唱えました。仮に1点を3つの対象に振り分けた場合、《アジャニの群れ仲間》にカウンターは何個乗るんでしょうか?

A:
1個です。《弧状の稲妻》によりライフを得るイベントは1回です。従って《アジャニの群れ仲間》の能力は1回だけ誘発します。

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Q484:
《生ける伝承》をプレイし、墓地の《時間への侵入》を追放しました。 相手のターンの戦闘で、《生ける伝承》によってブロックし、死亡しなかった場合、能力を使用して相手のターンに《時間への侵入》を唱えられますか?
また、そうできる場合、相手のターン終了後に、《時間への侵入》の追加ターンを開始し、その後通常のターンを開始するのでしょうか。

A:
はい。《生ける伝承》の3番目の能力の解決中に、追放したカードを唱えます。このとき、ソーサリーを唱える際に通常ある制限(あなたのターンでスタックが空、など)は無視されます。あなたは対戦相手のターンでも、追放されたソーサリーを唱えることができます。

その後、追加されたターンを先に行い、後に通常のターン進行を行います。


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Q485:
《エレボスの鞭》をコントロールしているプレイヤーが《龍王アタルカ》を場に出し、誘発型能力の5点ダメージ振り分けを解決する前にアタルカが場を離れた場合はライフを得ることができますか?(自分は能力の解決時にアタルカが場を離れているため得ないと考えています)

A:
ライフを得ます。《龍王アタルカ》の能力の解決時に、《龍王アタルカ》がダメージの発生源ですが、それは戦場にすでに無いので、戦場に在った際の直前の状態を見ます。そして、それは戦場にある際には《エレボスの鞭》で絆魂を得ていました。従ってライフを得ることになります。

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Q486:
《悪魔の隷従》で墓地から出したカウンターのない《憎悪縛りの剥ぎ取り》が破壊された場合、不死で復活できるのでしょうか。それとも隷従の効果で追放されてしまうのでしょうか。

A:
2つの誘発型能力が同時に誘発するので、あなたは好きな順番でそれをスタックに積むことになります。《憎悪縛りの剥ぎ取り》を先に解決すれば不死で戦場に戻りますし、《悪魔の隷従》を先に解決すれば、追放されるでしょう。

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Q487:
元々のオーナーがこちらの《囁き森の精霊》が他のプレイヤーにコントロールが移っている状況で、《神の怒り》をプレイしました。この際相手が囁き森の精霊をスタックで生贄に捧げた場合「他のクリーチャーが死亡した際予示する」を得るのは効果を起動したプレイヤーですか?

A:
はい。《囁きの森の精霊》の起動型能力により、その能力を起動したプレイヤーがコントロールしている表向きのクリーチャーが「このクリーチャーが死亡したとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを予示する。」という能力を得ます。

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Q488:
《Burnt Offering》の固有色は黒と赤ですか?また、GATHERER以外で、オラクルを確認する方法はありますか?

A:
はい。《Burnt Offering》のルール文章には{B}と{R}が含まれているので、その固有色は黒と赤です。
また、カードの文章を決定するためのオラクルは、Gathererで参照できます。

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Q489:
こちらが《氷瀑の執政》2体をコントロールしていて《氷瀑の執政》Aで《ラクシャーサの死与え》を、《氷瀑の執政》Bで《羊毛鬣のライオン》をアンタップさせない効果の対象にしているとき、《氷瀑の執政》Aが死亡したときAの効果の対象、つまり《ラクシャーサの死与え》は、そのコントローラーのアンタップステップでアンタップしますか?

A:
はい。文章中でそれ自身のカード名を用いている場合、そのオブジェクト自体のみを指します。同名の他のオブジェクトは関係ありません。(CR201.4)

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Q490:
競技レベルの大会においてThe spyやベルチャーといった土地がなく、ライブラリーを一度に全て引き切るデッキを使用した場合、1枚1枚めくるべきなのでしょうか?それとも省略してもいいのでしょうか?よろしくお願いします。

A:
《地底街の密告人》や《ゴブリンの放火砲》は、条件に合うまでカードを公開するので、実際にカードを公開しなくてはいけません。(行動の省略自体はCR716にある通り、互いの理解ができているのであれば省略を用いることに問題はありません)


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