2015年5月6日水曜日

まとめ その26

Q251:
《ヘイヴングルの死者》の起動型能力でAというクリーチャーを対象に取って場に出し、同一ターン中にAが墓地に落ちた場合はマナコストを払うだけでまた場に出す事は可能ですか?それとも再度起動型能力を起動する必要がありますか?

A:
再度、能力を起動する必要があります。領域を移動したオブジェクトは、たとえ物理的に同じカードであったとしても、以前の記憶を失い、別物として扱われます。(CR400.7)

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Q252:
《ギルドの抗争》の効果により自分のコントロールしている伝説のクリーチャーと同名のクリーチャーが場に出て、その後格闘により致死ダメージを与えられた場合、レジェンドルールによる対消滅は行われますか?

A:
行われます。致死ダメージを受けたクリーチャーが破壊されることと、「レジェンド・ルール」により墓地に置かれることは、両方共に状況起因処理です。これらは同時に単一のイベントとして処理されます。

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Q253:
「複数枚ドローするときカードは1枚ずつ引く」「1つのイベントに対し1つの置換効果は1回しか適用されない」というルールから、《思考の反射》が2枚置かれていてカードを1枚引く場合、
反射Aの効果で2ドロー→最初の1枚を反射Bで置換して2ドローに。結果、合計で3枚ドローになると考えていたんですが、Wikiの2枚だと4ドローという記述があり、どちらが正しいのでしょうか。
4ドローの場合ルール上どういう処理になるかも教えてもらえると嬉しいです。

A:
結果としては4枚になります。CR616.1に従って処理すると、「1枚ドロー」が《思考の反射》(A)によって置換されて「1枚ドロー+1枚ドロー」になります。この2つのドローそれぞれが《思考の反射》(B)によってそれぞれ「1枚ドロー+1枚ドロー」になります。

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Q254:
《聖トラフトの霊》と《ボロスの精鋭》をコントロールしている状態で戦闘フェイズに入り双方アタックしました。ボロスの精鋭の大隊能力を発動することはできますか?

A:
いいえ。あなたが攻撃クリーチャー選択ステップに攻撃クリーチャーとしてに選んだのは、《ボロスの精鋭》以外には《聖トラフトの霊》の1体だけですので、大隊の誘発条件を満たしていません。

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Q255:
APは《蛙変化》を《ファルケンラスの貴種》対象にキャストし、NAPは解決前に《貴種》の起動型能力を起動し、人間を生け贄に捧げ、カウンターを1個載せました。《蛙変化》解決後、この《貴種》は2/2になりますが、「破壊されない」ままですか?

A:
いいえ。現在の《ファルケンラスの貴種》のテキストは、破壊不能を得るようになっています。従って、破壊不能を得た後に、《蛙変化/Turn to Frog》によって能力を失うので、こお《ファルケンラスの貴種》は破壊されます。(ツイッター上での回答を修正:2015/05/06)

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Q256:
《血の公証人》と《Chains of Mephistopheles》が場にあり、手札の無い状態でターンドローを《血の公証人》で置換した時の挙動を教えてください

A:
まず《血の公証人》によって「2枚引く、1ライフ失う」になります。2枚目を引く際には《Chains of Mephistopheles》の置換効果が働くので、結果として「カードを引く、それを捨てる、カードを引く、1ライフ失う。」となります。

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Q257:

《翻弄する魔道士/Meddling Mage》で「遠隔/不在」の「遠隔」を指定した場合、「不在」のほうだけで唱えることはできますか? また、融合で「遠隔+不在」として唱えることはできますか?

A:
分割カードの名前を指定する場合、いずれかの半分を指定する必要があります。(CR708.7)つまり、《遠隔+不在》という指定はできず、《遠隔》という指定をする必要があります。《金輪際》で《遠隔》を指定した場合、《不在》は唱えられますが、《遠隔》も《遠隔+不在》も唱えることはできません。(ツイッター上での回答を修正:2015/05/06)


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Q258:
《走者止め》をパワー3以下のクリーチャーにエンチャントして、その後なんらかの方法でそのクリーチャーのパワーが4以上になった場合《走者止め》は外れますか?それともそのままでしょうか?よろしくお願いいたします。

A:
はい。外れます。適正なエンチャント先は「パワー3以下のクリーチャー」なので、つけられているクリーチャーのパワーが4以上になれば、不正なオブジェクトについていることになるので、外れます。

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Q259:
《腐敗農場の骸骨》の起動型能力を墓地から起動出来る理由は何でしょうか?
もしこの起動型能力が使えるならば、他の起動型能力(例えばコロズダのゴルゴンなど)も使えるような気がするのですが。

A:
起動型能力には、起動するときに従うべき説明が書かれているものがあります。《腐敗農場の骸骨》は、墓地からこのカード自身を戻すので、このカードが墓地にある場合に起動出来ます。CR112.6kも参照して下さい。


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Q260:
AとBがルール適応度一般で試合をしています。Aがコンボによりのライフが5億にし、Bが15枚の平地+エムラクール+karakasをコントロールしており、AはBに一切干渉出来ません。Bのデッキにはエルドラージがあり、デッキアウトしません。
Aに勝ち目は全くありませんが、投了はせずにライフを0にされるまで続けると主張します。それ自体は可能ですが莫大な時間がかかります。この場合ジャッジはどのような処置をするべきでしょうか?また、その対戦がAが1勝してからの2ゲーム目だった場合はかわりますか?

A:
結果が明白な一連の行動を繰り返すことができるので、Bは行動の省略を必要な回数分繰り返す、と宣言すればよいでしょう。Aは省略された行動の、任意の段階で割り込むことができますが、干渉できない場合はBがそのまま勝利するでしょう。

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