2015年5月5日火曜日

まとめ その25

Q241:
戦場に《極楽鳥》がいる状態で《あまたの舞い》を唱え、戦場に出たときの誘発型能力で《極楽鳥》を対象に取りました。その誘発型能力の解決前に《転覆》で《あまたの舞い》を手札に戻した場合、《極楽鳥》のコピートークンを戦場に出すことはできますか?

A:
はい。可能です。1番目の誘発型能力の解決時に、また対象が適正であるので、《極楽鳥》のコピー・トークンが出ます。

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Q242:
スタック上の《突然の衰微》を対象に《誤った指図》を唱える場合、対象の変更先は3マナ以下の土地でないパーマネントでなければなりませんか?また、対戦相手を対象にする呪文の対象の変更先を対戦相手でないプレイヤーにできますか?

A:
変更先もまた適正な対象でないといけません。(CR114.6) 《突然の衰微》ですと、変更先も3マナ以下の土地でないパーマネントでないといけませんし、対戦相手を対象とする呪文も対戦相手にしか変更できません。


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Q243:
《練達の生術師/Master Biomancer》をコントロールしている状態で《イクシドロン/Ixidron》を戦場に出すとき、イクシドロンの上に生術師の能力による+1/+1カウンターを置くことはできますか?

A:
《練達の生術師》によってカウンターを伴って出るのと、《イクシドロン》によって他のクリーチャーが裏返るのはいずれも戦場に出る際の置換効果です。ですので、あなたが《練達の生術師》の置換効果を先に適用するとカウンターが乗った状態で戦場に出ます。逆だと置かれません。

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Q244:
《練達の生術師/Master Biomancer》をコントロールしている状態で《屍体屋の脅威/Corpsejack Menace 》を戦場に出すとき屍体屋の脅威の上には何個の家カウンターが載りますか?

A:
2個の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出ます。《屍体屋の脅威》の能力はそれ自身が戦場にある場合に機能します。質問の場合《屍体屋の脅威》はまだ戦場に無いので自身の能力は機能しません。

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Q245:

6/6トランプルを持ったクリーチャーを《ボロスの反攻者》がブロックした場合、ボロスの反抗者の効果で何点分のダメージを与えられますか?6点でしょうか?それとも超過ダメージは除いて3点でしょうか?

A:
攻撃側のプレイヤーが《ボロスの反攻者》に割り振ったダメージ分、与えられます。トランプルを持っているので《ボロスの反攻者》に3から6点のダメージを、残りをプレイヤーに割り振ることができます。おそらく殆どの場合は反抗者に3点を割り振るでしょう。


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Q246:

《スレイベンの守護者、サリア》が出ている状態で、《裂け目の稲妻》などの「待機」呪文を撃つと、サリアによって支払いを強制されている{1}の支払いを行うのは、具体的に何時ですか? 次ターンのアップキープ開始時で合っていますか?
また、{1}の支払いが出来ない場合、《裂け目の稲妻》はカウンターが無くなったアップキープ時に、呪文を撃てず墓地に置かれる、で合っていますか?

A:
正確には、待機能力の「このカードから最後の時間カウンターが取り除かれたとき」に誘発した能力を解決中に、「可能ならそれをマナ・コストを支払わずに唱える」という時点で支払うことになります。
待機能力によって追放領域から呪文を唱えようとして唱えられない場合、そのカードはそのまま追放領域に置かれたままになります。(CR702.60)


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Q247:
赤の6/1・トランプル・接死持ちの攻撃クリーチャーを、プロテクション(赤)を持つ2/2のクリーチャーでブロックした場合、最大何点のダメージをプレイヤーに割り振ることができますか?プロテクションを持っていても接死による致死ダメージは1として扱えますか?

A:
最大5点です。お考えの通り、発生源が接死をもつので、1点以上のダメージを割り振れば「致死ダメージを割り振った」とみなされます。残りのダメージをプレイヤーへ割り振れます。プロテクションは実際にダメージが与えられる際に機能し、軽減します。


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Q248:
《墓を掻き回すもの》とそれについた《無限反射》をコントロールしています。適当なマッドネス能力を持つカードをマッドネスコストを支払い唱えました。《墓を掻き回すもの》のマッドネスコストを支払った時の能力は誘発しますか?

A:
マッドネスの能力によって唱えられ、結果として戦場に出たクリーチャーが《墓を掻き回すもの》のコピーとして戦場にでたのならば、そのオブジェクトは《墓を掻き回すもの》の誘発条件を満たしています。従って能力は誘発します。

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Q249:

想起に含まれる二つの能力は関連していますか?具体的にいうとCR607.2gに該当しますでしょうか?

A:
はい。関連していて、CR607.2gに該当します。想起能力は常在型能力(代替コスト)と誘発型能力(戦場に出た時にこれを生贄に捧げる)の2つの能力からなりますが、単一段落で常在型能力と誘発型能力がありますので、CR607.2gに該当します。


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Q250:
8相殺》で誘発を忘れたと判断されるのがいつになるでしょうか?
視覚的な効果は解決時に捲る行動になるかと思うので特に宣言してなくても「相手のスペルにスタックしてアレコレ互いにやりとりした後にじゃあ捲ります。」でも可?

A:
IPGでの「インスタント呪文を唱えたり能力を起動したりした場合にも、誘発型能力はまだスタックの上にあり得るので忘れたことにはならない。」に該当します。それは忘れられたことにはなりません。

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