2015年5月9日土曜日

まとめ その29

Q281:
。+1/+1カウンターが乗っている《水深の魔道士》と《カロニアのハイドラ》を同時にコントロールしています。この時、カロニアのハイドラが攻撃し、誘発効果を解決しました。水深の魔道士のカウンターも二倍になりますが、ドローする事は可能でしょうか?

A:
はい。《水深の魔道士》の上に+1/+1カウンターが置かれたので、その誘発型能力が誘発します。


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Q282:
パワー15、トランプル、二段攻撃を持ったクリーチャーがアタック、濃霧の層(タフネス2)4体でブロックしました。トランプルによって貫通するダメージは14点ですか?22点ですか?

A:
それぞれの戦闘ダメージステップごとに考えてください。戦闘ダメージは全て軽減されるので、第2戦闘ダメージステップでダメージを割り振る際には、《濃霧の層》はタフネス2でダメージを負っていない状態になっています。つまり、第2戦闘ダメージステップでも、やはりそれぞれの《濃霧の層》に2ダメージを割り振らないと、プレイヤーにダメージを割り振ることができません。

最初の戦闘ダメージステップで、15点を割り振りますが、ブロックしているクリーチャー全てに致死ダメージ以上を割り振った後で残りをプレイヤーに割り振れます。この場合、最大7点を割り振れます。第2戦闘ダメージでも同じようになるので、合計14点になります。

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Q283:

前のターンに対戦相手の《ギデオン・ジュラ》の+2能力が使用されている状態で《刃砦の英雄》のような攻撃している状態でクリーチャーを場に出す能力が解決されたとき場に出た攻撃クリーチャーはプレイヤー・PWどちらを攻撃しているか選べますか?

A:
はい。選べます。《ギデオン・ジュラ》のような攻撃を強制する効果は、攻撃クリーチャー指定ステップで攻撃クリーチャーを指定するときに影響します。その後、他の効果によって「攻撃している」状態で出たクリーチャーは、その強制に従う必要はありません。

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Q284:
《ゴブリンの電術師》が自分の戦場に存在するとき、このカードの能力によって、自分のインスタント・ソーサリーはマナコストは{1}軽くなりますが、分割カードを融合で唱える場合、今回は《変化+点火》としますが、支払うマナは何マナになりますか?

A:
支払うべきコストは、まず追加コストなどを加味した後、《ゴブリンの電術師》のようなコストを減らす効果を考慮します。《変化 // 点火》だとすると、{2}{U}+{1}{R}-{1}={2}{U}{R} となります。


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Q285:

プレイヤーAがコントロールしている《最下層民》《背信の絆》がプレイヤーBのコントロールしている《灰色熊》にエンチャントされています。 Aが呪文を唱える際《コイロスの洞窟》から色マナを出すことを宣言した時、Bがそのダメージを軽減するタイミングはありますか。

A:
マナ能力に伴って即座にダメージも与えられるので、Aがマナ能力を起動してBにダメージが与えられるまでにプレイヤーは優先権を得ませんので、対応して何かをすることはできません。

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Q286:

《鏡割りのキキジキ》で頑強や不死を持ったクリーチャーのコピートークンが終了ステップに生け贄に捧げられた場合どうなりますか?また、そのコピートークンの点数でみたマナコストは0ですか?

A:
トークンが墓地におかれることによって頑強や不死は誘発しますが、プレイヤーが優先権を得る際に状況起因処理によって消滅します。ですので、トークンが戦場に戻ることはありません。また、コピートークンのマナコストはコピー元と同一です。

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Q287:
《壊死のウーズ》の継続的効果は《イスクリッドの看守》の継続的効果に依存しますか?また、《クラージ実験体》の能力は起動型能力を得るLvシンボルや《水銀の精霊》の継続的効果に依存しますか?

A:
はい。それらがどの起動型能力を得るかを判断するには、見るべきもの(墓地のクリーチャー・カードであったり、カウンターの乗ったクリーチャーであったり)が起動型能力を持つかどうかに依ります。従ってそれは依存しています。

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Q288:
《クローンの殻》の刻印を《ストリオン共鳴体》でコピーした場合、もう片方の能力を解決する際、刻印されたクリーチャー・カードは同時に戦場に出るのでしょうか?それともどちらか一方を選んで表向きにし戦場に出す、を繰り返すのでしょうか?

A:
1番目の能力によって追放されたカードは、2番めの能力と関連しているので、その追放されたカード全てにおいて同じ処理をします。従って、もし追放されていたカードが2枚ともクリーチャー・カードであるならば、それらは同時に戦場に出ます。

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Q289:

2/2のクリーチャーで攻撃宣言、ブロック指定終了後「湧血」を出すと宣言。このとき相手が《ショック》などで2/2クリーチャーを指定した場合は、湧血が先に発動なのでタフネス+で破壊されないであってますでしょうか?また、打消しなら湧血は効果なしであってますか?

A:
呪文や能力はスタック領域に積まれて、解決を待ちます。質問のように湧血能力を起動した場合、それが解決されるまではP/Tに値が足されません。従って、割り込んで《ショック》を唱えてそれを解決したなら、2/2は破壊され、湧血は対象を失って打ち消されます。


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Q290:

《煙突》にカウンターが2つあり《致死の蒸気》をキャスト。下の起動型能力を100回起動しましたが相手も煙突でパーマネントをさくりたくないため100回起動しました。最終的な回数の決定権はどちらにあるのでしょうか?

A:
その場合、アクティブ・プレイヤーが異なる行動をとらなくてはいけません。(CR716.3)従って、非アクティブ・プレイヤーが最後の決定権を持つので、「APのターンを飛ばす」か、「通常通りのターン進行を続ける」のいずれかになるでしょう。

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