2015年5月14日木曜日

まとめ その34

Q331:
《死者の神、エレボス》と《不浄なる者、ミケウス》と《墓所這い》と沼を7つコントロールしている状態で《もぎとり》を唱えました。エレボスはエンチャント・クリーチャーとして墓地に行きますか?エンチャントとして戦場に残りますか?

A:
残ります。《もぎとり》を解決すると、エレボス以外はタフネスが0以下になるので墓地に置かれます。次の状況起因処理のチェック時にはエレボスへの+1/+1修整がなくなっていますが、同時にクリーチャーでも無くなっているので、墓地に置かれることはありません。

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Q332:
テーロスの試練サイクルについて確認です。カウンターが2つ以上乗っている生物に試練が付いた状態で攻撃宣言。試練誘発スタックで除去された場合、カウンター乗せられないので試練の効果は立ち消えになるんで良いですよね?

A:
はい。《ヘリオッドの試練》などの試練サイクルは、誘発型能力の解決時につけられているクリーチャーに+1/+1カウンターを置き、そして3個以上ならば試練を生け贄にささげます。つけられているクリーチャーがいない以上、効果は何もしません。

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Q333:
《夜の咆哮獣》が授与コストで唱えられ、エンチャント(クリーチャー)の状態でクリーチャーにつけられています。《クローン》を唱えた場合夜の咆哮獣のコピーになれますか?

A:
いいえ。クリーチャーにつけられている《夜の咆哮獣》は、クリーチャーではありません。(もちろんエンチャント--オーラではあります)なので、《クローン》が戦場に出る際には、《夜の咆哮獣》はクリーチャーではないのでコピー元には選べません。

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Q334:
《エレボスの鞭》の効果で戦場に戻ってきたクリーチャーがいます。
《死の国からの救出》の追加コストとしてそのクリーチャーを生け贄に捧げました。
そのクリーチャーは《死の国からの救出》の効果で戦場に戻りますか?

A:
はい。そのクリーチャー・カードは追放領域から戻ってきます。

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Q335:
《死の国からの救出》を適正にプレイし解決しました。その後、墓地にある対象に選ばれたクリーチャー・カードが何らかの方法で追放されました。
そのクリーチャーは戦場に戻ってきますか?

A:
いいえ。追放領域にあるオブジェクトは《死の国からの救出》の解決時に墓地に会ったオブジェクトとは別物としてあつかわれます。ですので、そのクリーチャーは戦場には戻ってきません。

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Q336:
《アスフォデルの灰色商人》に対して《ヘリオッドの槍》の起動効果は発動できますか?

A:
《アスフォデルの灰色商人》がこのターンにあなたにダメージを与えていれば、《ヘリオッドの槍》の起動型能力の対象とすることができます。灰色商人が持つ能力はライフを失わせるものなので、おそらくは戦闘ダメージによってあなたがダメージを負っている必要があるでしょう。

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Q337:
《テューンの大天使》と他の絆魂をもつ2体の生物が攻撃に参加し、戦闘で《テューンの大天使》のみが死亡し他の2体がブロックされずにダメージを通しライフを得ました。この場合+1+1カウンターを乗せる誘発型能力は誘発しますか?

A:
戦闘ダメージ・ステップのターン起因処理により《テューンの大天使》が致死ダメージを受けるのと同時に、絆魂を持つクリーチャーがダメージを与えたことになります。したがってあなたはライフを得ているので《テューンの大天使》の能力は誘発します。

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Q338:
《すべてを護るもの、母聖樹》のマナ能力を使ったとき、《蒼ざめた月》や《汚染》で出すマナが置換された場合、また《マナの反射》で増えたマナは、これを支払った呪文を打ち消されなくする効果を持ちますか?

A:
はい。《汚染》などによってマナのタイプが変更されたとしても、《すべてを護るもの、母聖樹》による付随された効果は変更されません。《マナの反射》によって出てくるマナが増えたとしても、それは《すべてを護るもの、母聖樹》から生み出されたので付随する効果を受けます。

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Q339:
テーロスで新しくでた「怪物化」ですが、これは《ブライトハースの指輪》等の起動型能力のコピーで、2度「怪物化」を行わせる事は出来ますか?それとも、コピーしても既に怪物的になっていたら怪物化を行えませんか?回答宜しくお願いします。

A:
「怪物化を行う」のは全て起動型能力の効果なので、《ブライトハースの指輪》で起動型能力自体をコピーすることはできます。が、すでに怪物的になったクリーチャーは、「怪物化を行う」ことはできません。(なので、2回行ってもほぼ意味が無いでしょう。)

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Q340:
両面カードを変身させる場合に、カードを裏返す代わりに裏面をコピーなどしたプロキシなどを上に乗せることは公式大会で許されるのでしょうか?もし、許される場合どのK値までの大会で許される場合が多いでしょうか?

A:
両面カードを表すのに使って良いカードはチェックリスト・カードのみです。両面カードそのものをデッキに入れているのであれば、ただ単に裏向きにするだけで済みます。単にカードを複写したプロキシを使うことは難しいでしょう。カードの使用に関する最終決定権はヘッドジャッジにあります。


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