2015年6月2日火曜日

まとめ その53

Q521:
《からみつく鉄線》のタップ効果の誘発時に場にタップされている土地やアーティファクトがある場合、それらを鉄線のタップするパーマネントに選択する事は出来ないという理解であっているでしょうか?

A:
《からみつく鉄線》は、その誘発型能力の解決時に、置かれている消散カウンター1個につき、「アンタップ状態の」アーティファクトかクリーチャーか土地をタップします。最初からタップ状態のものは選ぶことができません。

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Q522:
《快速ウォーカイト》で《謙虚な離反者》を戦場に出し能力を起動してコントロールが相手に移った場合、エンド時に自分のハンドに帰って来るのでしょうか?

A:
はい。ターン終了時に遅延誘発型能力が誘発し、《快速ウォーカイト》で戦場に出したクリーチャーが手札に戻ります。コントロールが変更されていても関係ありません。

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Q523:
《血染めの月》が場にある状態で《見紛う蜃気楼》を"基本でない土地"を対象として唱えました。その土地は何になるのでしょうか。
また、平地を対象として唱えた場合は平地という名前の島になるということでよろしいでしょうか

A:
《見紛う蜃気楼》も、《血染めの月》も、サブタイプを変更する効果です。その場合、タイムスタンプ順に処理しますので、後から出たほうが「勝ち」ます。つまり、その基本でない土地のサブタイプは《見紛う蜃気楼》で選んだ基本土地タイプになります。

また、《平地》を対象にして《見紛う蜃気楼》を唱えた場合は、《平地》の特殊タイプ(基本)が失われることはないので、《血染めの月》に関係なく、サブタイプが《見紛う蜃気楼》で選んだ基本土地タイプになります。カード名は「平地」のままです。

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Q524:
《暗黒の深部》の能力が誘発し、対応で《ブーメラン》を唱えられた場合、それに対応して《もみ消し》などで《暗黒の深部》の誘発能力を打ち消すことで《ブーメラン》の解決前に再度《暗黒の深部》を誘発させることはできるのでしょうか。

A:
はい。《暗黒の深部》の誘発型能力は、状況誘発型能力です。(CR603.8)条件を満たした時に誘発して、その能力が解決されるかスタックから取り除かれた後、まだ条件を満たしているなら再度誘発します。質問の状況では、《もみ消し》の解決後に再度誘発します。

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Q525:
クリーチャー化しているミシュラランドが場にいる状態で血染めの月が張られた場合、ミシュラランドはどのような扱いになるのでしょうか?

A:
《血染めの月》によって、《ミシュラの工廠》のサブタイプは山になります。それによって元から持つ能力は全て失われ、《山》由来のマナ能力を持ちます。それ以前に適用されたアーティファクト・クリーチャーになるという効果とは関係がありません。

つまり、以下の画像のようになります。


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Q526:
Aの場に攻撃している状態のクリーチャーが複数体いる時にBが霊気渦竜巻を唱え、解決した場合Aは度のクリーチャーをデッキトップに送りどのクリーチャーをデッキボトムに送ったかを明らかにしなければなりませんか?

A:
はい。《霊気渦竜巻》にある通り、攻撃クリーチャーそれぞれについて、そのオーナーは上に置くか下に置くかを選ぶ必要があります。そしてその選択(あるクリーチャーが上に置かれたか下に置かれたか)は、対戦相手も知ることができます。

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Q527:
Q525の続きなのですが、ターンが終了してもクリーチャーであり続けるということでよろしいでしょうか?また天界の列柱など飛行等のキーワード能力を持っているカードであった場合、それらのキーワード能力は失われるのでしょうか?

A:
いいえ。《ミシュラの工廠》の起動型能力による効果はそのターンの間のみです。ターンが終わると、《ミシュラの工廠》はクリーチャーであることをやめます。その後は《血染めの月》がある限り、サブタイプが山で、本来の能力を失っています。
《天界の列柱》のように、クリーチャーになるとともに能力を得ている場合、それらはタイプ・サブタイプが変更されてから付与されます。従って、飛行を失うことはありません。

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Q528:
私が《The abyss》をコントロールしている状態で、対戦相手が《真の名の宿敵》(プロテクション:私)をコントロールしています。私のThe abyssで私にプロテクションを持っている真の名の宿敵は破壊できるのでしょうか。

A:
いいえ。《The Abyss》の誘発型能力のコントローラーはあなたです。従ってその能力はプロテクション(あなた)である《真の名の宿敵》を対象に取れません。従って、対戦相手がその《真の名の宿敵》を《The Abyss》の対象に選ぶこともできません。

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Q529:
《龍詞の咆哮》のドラゴンボーナスであるコントローラーに3点ダメージはカード表記が[プレイヤー]ではなく[コントローラー]だからプレインズウォーカーに移し変えは出来ないと聞きましたがどうなのでしょうか?

A:
いいえ、移し替えることができます。(CR306.7)《龍詞の咆哮》にはコントローラーとありますが、《龍詞の咆哮》はプレイヤーにダメージを与えるため、移し替えることが可能です。

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Q530:
相手が死体発掘をプレイしました。墓地からクローンを出す場合、相手が出すクリーチャーのコピーとして場に出ることは可能でしょうか。

A:
いいえ。《クローン》が戦場に出る際に、どのコピーと成るかを選びます。その時点で《クローン》と同時に出るクリーチャーはまだ戦場に無いので、コピー元として選ぶことはできません。

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