2015年6月5日金曜日

まとめ その56

Q551:
《神聖の力戦》をコントロールしている状態で、プレインズウォーカーを対象にして《稲妻》をプレイしたいと言われました。
これは可能ですか?

A:
いいえ。《稲妻》はクリーチャーかプレイヤーを対象とします。プレインズウォーカーを対象にはできません。
通常なら、《稲妻》でプレイヤーにダメージを与え、そのダメージをプレインズウォーカーに移し替えることをができます。が、《神聖の力線》によりそもそも《稲妻》でプレイヤーを対象にできないので、質問のようなことはできません。

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Q552:
戦闘フェイズに2/3の「タルモゴイフ」で攻撃されました。これに対して「ミシュラの工廠」でブロックしブロックした「ミシュラの工廠」のタップ能力で3/3にし、解決しました。この時「タルモゴイフ」にダメージは入らないのでしょうか?

A:
いいえ。《ミシュラの工廠》は《タルモゴイフ》をブロックしているブロック・クリーチャーですので、戦闘ダメージ・ステップに戦闘ダメージを与えます。(古くはタップ状態のブロック・クリーチャーはダメージを与えないというルールがありましたが、現在はありません)


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Q553:
《巨大なるカーリア》の攻撃誘発時に、手札の適正なクリーチャーを公開する必要はありますか?(相手はどんなクリーチャーが戦場に出るか確認してから《もみ消し》等を唱えることは出来ますか?)

A:
《巨大なるカーリア》の誘発型能力は、その解決時に、手札から該当するクリーチャー・カードを出してもよいという能力です。従って、誘発した時点で該当するカードを公開する必要はありません。

また、この能力によりクリーチャー・カードを戦場に出したとすると、もうその能力の解決に入ってしまっているので、《もみ消し》を唱えるには遅ずぎます。

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Q554:
自分の場に《魂火の大導師》がいて、相手は《包囲サイ》がいます。《魂火の大導師》の能力を起動し、《包囲サイ》に《焙り焼き》をキャスト、レスポンスで相手は《ドロモカの命令》をダメージ軽減、格闘モードでキャストしました。解決後にもう一度メインで焙り焼きをキャストした場合、包囲サイにダメージを与えることは出来るのでしょうか?(ドロモカコマンドの軽減効果がターン終了時まで続いてるのかがわかりません

A:
はい。可能です。《ドロモカの命令》の1番目のモードは、対象にしたインスタントやソーサリー呪文からのダメージを軽減します。対象にしていない同名の他の呪文は軽減しません。従って、再度唱えた《焙り焼き》は通常通りダメージを与えます。

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Q555:
フラッシュバックを持つ呪文のコストは、フラッシュバックで唱えている場合、その呪文の点数でみたマナコストはいくつになりますか?

A:
その右上にあるマナ・コストの値を数えたものになります。ぞの呪文に対してどのようなコストが支払われたかは関係ありません。例えば、《古えの遺恨》をフラッシュバックで唱えたとしても、その呪文の点数で見たマナ・コストは「2」です。


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Q556:
自分のみが飛行クリーチャーをコントロールしていて、《切翼の宴》を唱え、鼓舞能力のみを使うことは出来ますか?

A:
呪文を唱えるには適正な対象が必要です。《切翼の宴》は飛行を持つクリーチャー1体を対象とします。従って、飛行を持つクリーチャー(=あなたがコントロールしている!)を対象とすれば、《切翼の宴》を唱えることができるでしょう。

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Q557:
ライブラリーが一枚しかない状態で手練を唱えた場合、カードを一枚見て一枚引く(見る過程でライブラリーアウトで負けることはない)ということで合ってますか?同様に時を越えた探索を唱えた時は一枚の中から一枚を見て手札に加える(同様に負けない)であっていますか?

A:
はい。両方とも、カードを手札に加えるのであって、「カードを引く/draw」ではありません。従って、これらの呪文によっては敗北しません。

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Q558:
場にいる《パリンクロン》のコピーとして出した《幻影の像》を、自身の能力でバウンスしようとした時、幻影の像は生け贄に捧げなければなりませんか?

A:
いいえ。《パリンクロン》の起動型能力は対象をとっていません。従って、《幻影の像》由来の能力は誘発しません。

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Q559:
《氷瀑の執政》や《龍王シルムガル》のコントロールを《反逆の行動》で奪った場合、氷瀑の効果でアンタップしなくなっているこちらのクリーチャーは次ターンからアンタップし、シルムガルの効果で奪われているこちらのクリーチャーは戻ってきて、反逆の行動が終わっても戻ったままですか

A:
はい。《氷瀑の執政》や《龍王シルムガル》のコントロールを失った時点で、「コントロールし続けているかぎり」という期限が終わり、効果も終了します。(CR611.2b)


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Q560:
《思考囲い》等で相手に公開した手札のカードを解決後も相手に公開し続けることはルール上問題がありますか?

A:
自分の手札を公開することは特に禁じられていません(MTR3.12)公開されたそれらのカードは依然として手札なので、戦場や墓地にある他のカードと紛らわしくないように保つべきでしょう。

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