2015年7月9日木曜日

まとめ その90

Q891:
トークンが死んだ場合、正式には一度墓地に送られ、次の状況起因処理にて消える様なのですが、トークン死亡後に《漁る軟泥》で食べたり、墓地からクリーチャーを戻す対象に取ったり、《時を超えた探索》のコストに使う事は可能なのでしょうか?

A:
プレイヤーが何かをするためには優先権が必要ですが、優先権を得るのは状況起因処理のチェックを行った後になります。墓地に行ったトークンは状況起因処理のチェックで消滅するため、その前にプレイヤーが優先権を得て墓地のトークンに何かをすることは、通常できません。

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Q892:
自分の場に《先頭に立つもの、アナフェンザ》、相手の場に何らかのクリーチャーがいる状態とします。
戦闘や全体除去などにより相手のクリーチャーと同時にアナフェンザが死亡する場合「相手のクリーチャーは追放される」でよろしいでしょうか?

A:
はい。それらのクリーチャーは同時に戦場から墓地に置かれることになりますが、《先頭に立つもの、アナフェンザ》は対戦相手のそれの行き先を墓地ではなく追放領域にします。したがって対戦相手のクリーチャーは戦場から追放領域に置かれます。

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Q893:
《カロニアのハイドラ》なんですが カウンターが倍になるのはどのタイミングですか?
攻撃宣言時に倍になりますか? それとも攻撃、ダメージ解決後ですか?

A:
《カロニアのハイドラ》が攻撃クリーチャーとして指定され、その誘発型能力が解決される時点で、カウンターが倍になります。フェイズ・ステップで言うと、攻撃クリーチャー宣言ステップ中に、倍になります。

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Q894:
「ダメージを受けたとき」は《白金の天使》がいる状態で攻撃されたときも該当するのでしょうか

A:
はい。《白金の天使》はダメージに関して何も機能しません。

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Q895:
戦場に《謙虚》が出ている状態で《クローン》をプレイした場合、戦場にいるクリーチャーのコピーとして戦場に出たあとで、能力を失い サイズ変更を受けるという解釈で合ってますか?

A:
はい。その場合、《クローン》は選んだクリーチャーとなって戦場に出て、同時に《謙虚》によって能力を失い、P/Tが1/1になります。

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Q896:
自分がソーサリー呪文を唱えられないタイミング(戦闘中や相手ターン中、スタックが空でない場合など)に、《尖塔の大長》が戦場に出たとき、《尖塔の大長》の効果によって対戦相手の墓地のソーサリー呪文を唱えることはできるのでしょうか。

A:
はい。この場合、《尖塔の大長》の誘発型能力の解決中に、対象の対戦相手の墓地にあるカードを唱えることになります。ですので、通常の呪文を唱える場合の制限(ソーサリーならばスタックが空である等)は、無視されます。

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Q897:
《鍛冶の神、パーフォロス》をコントロールしている時に《急報》を唱えて4点のダメージを与えました。それに対応して《跳ね返す掌》を使うと
軽減し跳ね返せるのは2点、又は4点の何方になるのでしょうか?

A:
2点です。《跳ね返す掌》は、選んだ発生源が「次に」与えるダメージを軽減します。《鍛冶の神、パーフォロス》の能力は《急報》のトークンそれぞれについて2回誘発しているので、《跳ね返す掌》で軽減できるのは1回分のみとなります。

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Q898:
果敢を持ったクリーチャーがいる状態で呪文を唱えました。その呪文に対応して《変身術師の戯れ》を使われました。全て解決した場合そのクリーチャーのP/Tはいくつになりますか?
変身術師の戯れを使われ、対応して呪文を唱えた場合も聞きたいです。

A:
ずれの場合も果敢能力が誘発し、解決されます。スタック上の《変身術士の戯れ》も含め全て解決すると、あなたのクリーチャーはすべての能力を失った2/2の青のカエルになります。(1/1に果敢能力の修整が入ります)

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Q899:
《屑鉄の学者、ダレッティ》の+2能力で捨てたカードが《無限に廻るもの、ウラモグ》や《引き裂かれし永劫、エムラクール》などの墓地をデッキに加えて切り直すカードの場合、デッキを切り直すタイミングはダレッティの能力解決後ですか?それとも能力で捨てたあとの、引く前のタイミングで切り直しますか?

A:
《無限に廻るもの、ウラモグ》や《引き裂かれし永劫、エムラクール》が墓地に置かれた際に、ライブラリーを切り直す能力は、誘発型能力です。したがって、《屑鉄の学者、ダレッティ》の能力を解決し終わってから、スタックに置かれ、それが解決されて始めてライブラリーが切り直されます。

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Q900:
二体以上の《苦痛の予見者》の神啓能力が同時に発生したとき、引くカードの枚数などは何枚になるのでしょうか? 処理の順番や、解決の仕方を教えて頂けますか?

A:
いずれも誘発型能力ですので、好きな順番でスタックに乗せ、1つずつ処理をします。つまり、「あなたのライブラリーの一番上のカードを公開し、そのカードを加える。あなたはそのカードの点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。」を回数分行います。

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