2015年4月17日金曜日

まとめ その10

Q91:
《炎駆の乗り手》のような、"攻撃するたび"に誘発する能力は、具体的にはどのタイミングで誘発するのでしょうか。攻撃クリーチャー指定ステップ終了時でしょうか、個々のクリーチャーの攻撃を宣言したときでしょうか。

A:
攻撃クリーチャー指定ステップで、攻撃クリーチャーを選択した後に誘発します。(CR508.2)従って、それらの能力が解決されるのは攻撃クリーチャー指定ステップ中です。

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Q92:
対戦相手がコントロールしている、自分がオーナーであるクリーチャーが死亡し、《蘇生の天使/Angelic Renewal》を生け贄に捧げました。そのクリーチャーはどのプレイヤーのコントロール下で戦場に出ますか?

A:
効果によってプレイヤーがオブジェクトを戦場に出す場合、特に何も書かれていなければ、そのプレイヤーのコントロール下で出ます。(CR110.2a)従って、質問の場合はあなたのコントロール下で出ます。

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Q93:
《相殺/Counterbalance》で呪文を打ち消すとき参照される、「点数で見たマナコスト」について、下記のそれぞれの場合、「点数で見たマナコスト」はどう判断するのでしょうか。
(1)ファイレクシアマナをライフで支払った
(2)奇跡コストで支払った
(3)フラッシュバックコストで支払った
(4)キッカーコストを追加して支払った
(5)《デレロー/Derelor》が戦場にあり、コストを+黒して支払った
(6)《サファイアの大メダル》が戦場にあり、コストを-1して支払った
(7)サイクリングコストで支払った
(8)《太陽の拳/Fist of Suns》が戦場にあり、5色で支払った
(9)分割カードの片方のみ唱えた
(10)分割カードの両方を唱えた
(11)探査でコストを軽減して支払った
(12)混成マナで白/2 を白として支払った
(13)続唱で唱えた

A:
点数で見たマナ・コストは右上に印刷されているマナ・コストのみを参照します(CR202.3)実際に支払ったコストとは関係がありません。従って、1,2,3,4,5,6,8,9,11,12,13は右上のマナ・コストと同じです。
7)サイクリングコストで支払われている、ということは、それは起動型能力であり呪文ではありません。従って《相殺》では打ち消せません。
10)融合の場合、両方の片側を合わせたマナ・コストを参照します。

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Q94:
対戦相手が《彩色マンティコア》を授与でエンチャント(クリーチャー)呪文として唱えたとき、自分が《ケルゥの呪文奪い》の変異誘発で打ち消して追放しました。
このとき、自分が唱えられる《彩色マンティコア》はエンチャント(クリーチャー)呪文となりますか?

A:
いいえ。《ケルゥの呪文奪い》の能力によって打ち消された呪文は、マナ・コストを支払わずに唱えることができます。授与で唱えるためには授与コストを代替コストとして支払う必要がありますが、「マナ・コストを支払わずに唱える」場合、別の代替コストを支払うことを選べません。

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Q95:
《僧院の包囲》と《嵐の神、ケラノス》が自分の場に出ている場合について、ドローステップの処理を教えてください。

A:
《僧院の包囲》の指定がカンであると仮定して回答します。まずドローステップのドローを行い、それを公開します。そして、誘発した《僧院の包囲》と《嵐の神、ケラノス》の能力を好きな順番でスタックに積みます。

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Q96:
《クルフィックスの狩猟者》をコントロールしており、自分ライブラリのトップが公開されています。この状況で《英雄の導師、アジャニ》の二つ目の+能力を使った場合、ライブラリの上から2~4枚目のカードについても相手に公開・提示をする必要がありますか?

A:
いいえ。《英雄の導師、アジャニ》の2つ目の能力で見たカードは、まだライブラリーにあります。従って「一番上」のカードは動いてません。従って、2~4枚目を公開する必要はありません。

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Q97:
《アンデッドの錬金術師/Undead Alchemist》と他のゾンビが攻撃し、錬金術師はブロックされ相討ち、他のゾンビは対戦相手に戦闘ダメージを与えました。これにより対戦相手のライブラリーは破棄されますか?またこれでクリーチャーカードが墓地に落ちた場合ゾンビトークンは出ますか?

A:
戦闘ダメージは同時に与えられるので、ゾンビがプレイヤーにダメージを与えた場合、代わりにそれはライブラリーを削ります。また、ダメージが入っても、状況起因処理がチェックされるまでは《アンデッドの錬金術師/Undead Alchemist》は戦場にいるので、誘発しゾンビトークンが出ます。

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Q98:
《緑の太陽の頂点》を《余韻》でコピーした場合《余韻》はライブラリーに戻りますか?

A:
《余韻》を解決すると、対象にした呪文のコピーを作成し、スタックに載せたあとに墓地へ置かれます。《余韻》自身が(《クローン》のように)他の呪文のコピーになるわけではありません。

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Q99:
こちらが島をコントロールし,対戦相手が森をコントロールしている状態で、《瞬唱の魔道士》を戦場に出し、誘発型能力の対象を墓地の《水没/Submerge》にしました。この場合の《水没》のフラッシュバックで唱えるためのコストはいくつになるでしょうか?

A:
フラッシュバック・コストは右上のマナ・コストと同じになるので、{4}{U}になります。フラッシュバックして唱えることを選ぶと、それは代替コストを支払う選択になるので、マナを支払わずに唱えることはできません。複数の代替コストを適用することは不可能です。

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Q100:
ルール適用度が一般の大会において、対戦相手が戦場の横にサイドボードのカードを置いています。予示、変異などと混ざる可能性があるため、卓上に置かないようにしてもらうことは可能ですか?

A:
ゲーム中、サイドボードのカードと、他のカードは明確に区別できる状態を保つ必要があります。(MTR3.15)空のデッキケースの中に入れたり、サイドボードの上に物を置いて、他と混ざらないようにしましょう。相手に要請する際にはジャッジを呼ぶと交渉しやすいでしょう。


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