2015年4月16日木曜日

まとめ その9

Q81:
自分のコントロールしている《恩寵の重装歩兵》を対象に《空智の踊り》を唱えました。この時英雄的が誘発して先に解決されますが《恩寵の重装歩兵》の「また、このターン、これに与えられるすべてのダメージを軽減する。」はどうなるのでしょうか?

A:
《恩寵の重装歩兵》にある「また、このターン、これに与えられるすべてのダメージを軽減する。」は、誘発型能力で新たに得る能力ではなく、単なる継続的効果です。従って、《空智の踊り》で能力を失ったとしても、それは機能します。

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Q82:

《突撃陣形》を場に出している状態で《コロッソドンの一年仔》で攻撃し、ブロックはされませんでした。その後、《稲妻の一撃》をコロッソドンの一年仔に撃たれた場合、対戦相手に与えるダメージは1ですか?4ですか?

A:
4です。ダメージはタフネスを減らすわけではなく、単に負うだけです。《コロッソドンの一年仔》が3点のダメージを与えられると、「3点のダメージを負った2/4」になります。「2/1」ではありません。

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Q83:
《鏡の画廊/Mirror Gallery》が場に出ている状態で同名もしくは、同じカードタイプを持つプレインズ・ウォーカーを自分の場に出すことは可能ですか?
例)《リリアナ・ヴェス》×2や《野生語りのガラク》と《獣の統率者ガラク》

A:
いいえ。同じプレインズウォーカー・タイプを持つ複数のプレインズウォーカーをコントロールしている場合に、一つを残して生贄に捧げるのは、「プレインズウォーカーの唯一性ルール」と呼ばれます。「レジェンド・ルール」とは異なるので、《鏡の画廊》では無視できません。

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Q84:
《森の知恵/Sylvan Library》による追加2ドローのうち1つを発掘能力に置換しました。この後私は何回「4点ライフを払う」か、「このターン引いたカードの中の1枚をデッキトップに戻す」のどちらかを選択することを繰り返すのでしょうか?

A:
《森の知恵》によって2枚のカードを引いた後、「このターンに引いたカード」を2枚選びます。その後、それらについて、ライブラリーに置くか、4ライフ支払うかを選びます。置換効果で置き換わった場合、2枚選べない場合がありますが、その場合は可能な限り選びます。

質問の場合、「このターンに引いたカード」は、ドローステップのドローで引いた1枚と、《森の知恵》で引いた1枚の、計2枚あります。それらについてライフを支払うか、ライブラリーの上に置くかを選びます。

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Q85:
自分の場に「毎ターン可能ならば攻撃する」デメリット能力持ちのクリーチャーとそれを持たないクリーチャーが各1体いて、相手の場に《亡霊の牢獄/Ghostly Prison》がある状況です。
この時デメリット能力を持たない方のクリーチャーにのみコストを払って攻撃することは可能でしょうか?

A:
はい。可能です。攻撃の制限(~攻撃できない)を破らない限り、攻撃の強制を満たす必要はありません。

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Q86:
《死者の嘆き、崩老卑》が戦場に出ている状態で、クリーチャーAを対象として唱えられた呪文を《移し変え》でクリーチャーBに変更した場合、クリーチャーAに対してのみ《死者の嘆き、崩老卑》の能力が誘発する、という認識であってますでしょうか。

A:
いいえ。《移し変え》により、その呪文がの対象がBになったので、Bは「対象に取られた」ことになります。つまり、《死者の嘆き、崩老卑》の誘発条件を満たします。AもBも破壊されることでしょう。

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Q87:
感染を持ったクリーチャーの攻撃を呪禁を持ったクリーチャーでブロックした場合、呪禁持ちクリーチャーに-1/-1カウンターは乗りますか?

A:
はい。呪禁は対戦相手の呪文や能力の対象にならないという能力です。感染は対象をとっていないので、呪禁の影響をうけません。

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Q88:
《魂を捕えるもの》が《忠実な聖戦士》のコピーである状態で死亡しました。このとき《墓掘りの檻》が戦場にある場合、《恐ろしい憑依》として戦場に出すことはできますか?(《魂を捕えるもの》は墓地ではクリーチャー・カードです。)

A:
「変身した状態で戦場に戻す」場合、戦場に戻ってから変身するのではありません。が、このイベントで墓地にあるカードを動かす直前では、それは墓地にあるので変身前の特性しか持ちえません。(CR711.2a)従ってこのオブジェクトは戦場に出れません。

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Q89:
対戦相手の《聖トラフトの霊》が攻撃クリーチャーに指定され、トークンが出ました。ブロッククリーチャー指定に対戦相手が《無限の日時計》を起動し、ターンが終了しました。続いて私のターンとなり、戦闘フェイズの終了ステップに入った時に、追放が誘発していなかった天使トークンは追放されますか。

A:
はい。追放されます。《聖トラフトの霊》によって天使トークンが出され、「戦闘終了時にそれを追放する」という遅延誘発型能力が作成されます。条件が合えば誘発するので、この場合、(どのターンであっても)戦闘終了ステップにこの遅延誘発型能力がスタックに置かれます。

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Q90:
《ギトゥのジョイラ/Jhoira of the Ghitu》で《複製の儀式》と《さまようもの》を追放し、待機状態としました。それらが同じターンのアップキープに 待機状態でなくなったときに、それぞれをオーナーが選択した順番で唱える→あとから唱えた順に処理で正しいでしょうか。
《さまようもの》は《複製の儀式》を唱えた時点では場にないため、複製の儀式の対象には選べない、というのが正しいか気にしています。

A:
アップキープに残り1個のカウンターを取り除く、というのがそれぞれについて誘発しますので、その順番を選んだあと、最初に「最後のカウンターが取り除かれた」カードについて、「それを唱える」が誘発します。これの解決時にようやくそれを唱えることになります。
まず《さまようもの》の方の「カウンターを取り除く」を解決し、それによって「唱えた」後で、《複製の儀式》のほうを同じように解決すると、《複製の儀式》を唱える時点で《さまようもの》が戦場にいるので、それを対象にして唱えることができます。


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