2015年4月11日土曜日

まとめ その5

Q41:
自分が《悪性の疫病》をコントロールした状態で、《狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragon》をプレイし、相手に2/2の白の騎士・トークンが3体生成されました。 相手が《十字軍/Crusade》をコントロールしていた場合、トークンは生き残りますか。

A:
はい。それらのトークンは白なので、《十字軍》による修整を受けます。全ての修整を適用すると、1/1になって戦場に存在しつづけます。効果を順番に適用している間にタフネスが0以下になっても問題ありません。

----

Q42:
戦闘ダメージの処理に入ったらスタックする事は出来ないですが、二段攻撃の先制攻撃で《梅澤の十手》にカウンターが2個乗り、通常攻撃の際に《梅澤の十手》を起動して+2/+2する事は可能でしょうか?

A:
はい。可能です。この場合、戦闘ダメージ・ステップは2つ作成されます。1つ目の戦闘ダメージ・ステップのダメージ割り振りを行ってダメージを解決した後、2つ目の戦闘ダメージ・ステップに移る前に、プレイヤーは何かをすることができます。

----

Q43:
《卓絶のナーセット》の[-2]能力を起動した後、《魂火の大導師》の起動型能力を起動し、手札から《宝船の巡航》をプレイした場合、巡航は反復で追放されるため、大導師の効果で手札に戻ることはない という認識であっていますか。

A:
いいえ。反復も、《魂火の大導師》の能力も、両方とも解決時に墓地にいく代わりにそのカードが向かう領域を変える置換効果を生成します。従って、あなたは《宝船の巡航》を反復によって追放することを選んでも良いですし、手札に戻すことを選んでも構いません。(CR616.1)

----

Q44:
反復を持った《宝船の巡航》を反復で唱える前に、《魂火の大導師》の起動型能力を起動した場合、巡航は手札に戻りますか。

A:
《魂火の大導師》の能力は、その呪文が手札から唱えられないと影響を及ぼしません。反復の場合は追放領域から唱えられているので、その場合は何も影響を及ぼしません。

----

Q45:
破壊不能をもつクリーチャーに致死ダメージが割り振られています。そのクリーチャーのみがトランプルをもつクリーチャーをブロックしたとき、攻撃クリーチャーは全てのダメージをプレイヤーに割り振れますか?

A:
はい。すでにタフネスを越えるダメージを負っている場合、すでに致死ダメージを割り振られているとみなされ、そのブロック・クリーチャーにダメージを割り振ること無く、(トランプルによって)プレイヤーへ戦闘ダメージを割り振ることができます。

----

Q46:
《ボロスの反攻者》に《稲妻》などによって《ボロスの反攻者》が死ぬ量のダメージが与えられた場合、《ボロスの反攻者》の誘発は発生しますか?

A:
はい。《ボロスの反攻者》にダメージが与えられているので、その能力が誘発します。その後に《ボロスの反攻者》が墓地に置かれたとしても、関係ありません。

----

Q47:
「刻印」について質問です。《等時の王笏/Isochron Scepter》によって刻印されているカードを《命運の鏡》の能力の対象に取ることは適切ですか? 
また、適切である場合、その後に《等時の王笏/Isochron Scepter》の能力でコピーを唱えることは可能ですか?

A:
刻印によって追放されたカードは追放領域にあります。従って、《命運の鏡》によって選ぶことが可能です。

また、そうした場合、そのカードは追放領域でなくライブラリーに移動していますので、刻印能力によって追放されたカードを参照することはできません。従って、《等時の王笏》を起動してもコピーは生成されません。

----

Q48:
自分の墓地に《息せぬ群れ》と複数のゾンビ・クリーチャー・カードがあり、《黄昏の呼び声》を唱えました。戻ってくる《息せぬ群れ》に乗るカウンターの数は、一緒に戻るゾンビも含めた数ですか?

A:
戦場に出る直前の状態で、戦場にあるゾンビの数と墓地にあるゾンビの数を数えます。つまり、その場合は墓地にある《息せぬ群れ》自身も含めたゾンビ・カードを数えることになります。

----
Q49:
《三なる宝球/Trinisphere》が戦場にあります。
私のマナ・プールには、黒マナ2つと無色マナ3つがあります。
私は《四肢切断/Dismember》を唱えたいのですが、どのようなコストの支払いを選択できますか?

A:
《四肢切断》を唱える際に、各{B/P}について、黒マナか2ライフ支払うかを決めてから、《三なる宝球》の効果を考慮します。(CR601.2b, 601.2e)

・4ライフ+{1}で払うことを選択する→《三なる宝球》によりマナの部分のコストは{3}になる→4ライフ+{3}

・2ライフ+{1}{B}で払うことを選択する→《三なる宝球》によりマナの部分のコストは{2}{B}になる→2ライフ+{2}{B}

・{1}{B}{B}で払うことを選択する→《三なる宝球》は何も影響を及ぼさない→{1}{B}{B}

最終的には、"4ライフ+{3}"、"2ライフ+{2}{B}"、"{1}{B}{B}"のいずれかになります。

----

Q50:
ブロッククリーチャーを指定し終わった後に《殺戮の叫び》等でパンプアップさせたらまたブロッククリーチャーの指定からになると言われたのですがそうなんですか?

A:
いいえ。ブロック・クリーチャー指定ステップの開始時に、ブロックするクリーチャーを指定しますが、そのあとにプレイヤーは優先権を得るので、呪文を唱えたり能力を起動したりする機会があります。ステップが遡ったりすることはありません。

さて、この場合の対戦相手はルールを誤っています。対戦相手の発言に納得が行かない場合、あなたはジャッジを呼びましょう。ジャッジはゲームを正常に進める手助けをしてくれます。


0 件のコメント:

コメントを投稿