2015年4月10日金曜日

まとめ その4

Q31:
以下は可能ですか。 相手が《禿鷹エイヴン》を召喚し、濫用しました。 濫用の効果に対応して、自分の《アクロスの徴兵人》の英雄的能力を誘発し、《禿鷹エイヴン》のコントロールを得てから、濫用で《禿鷹エイヴン》自身を生贄にし、2ドローする。

A:
いいえ。できません。《禿鷹エイヴン》が戦場に出て濫用する能力がスタックに積まれた後、それに対応して《禿鷹エイヴン》のコントロールを奪ったとしても、すでに誘発した能力のコントローラーは変わりません。従って、あなたが濫用を行うことはできません。

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Q32:
《漂う死、シルムガル》の効果によって《ドラゴンを狩る者》はマイナス修正を受けますか?

A:
はい。《漂う死、シルムガル》の能力はクリーチャーを対象としていませんので、プロテクションの影響をうけません。(CR702.16)

プロテクション(性質)とは、以下の意味を持ちます。

 ・『対象』--(性質)を持つ呪文や能力の対象にならない。
 ・『つける』--(性質)を持つオーラや装備品をつけられない
 ・『軽減』--(性質)である発生源からのダメージを全て軽減する。
 ・『回避』--(性質)であるクリーチャーによってブロックされない

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Q33:
《花の絨毯/Carpet of Flowers》が二枚戦場に出てる場合、2枚目の花の絨毯の能力は誘発し解決されマナは出ますか?

A:
はい。それぞれの《花の絨毯》の能力が誘発します。あなたは好きな順番でそれらをスタックに積み、解決して下さい。

なお、《花の絨毯/Carpet of Flowers》は印刷されている文面とオラクルが異なりますので、ご注意下さい。

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Q34:
《氷瀑の執政》によってタップ状態になっている《羊毛鬣のライオン》が怪物化した場合、ライオンのコントローラーのアンタップフェイズにライオンはアンタップされますか?

A:
いいえ。アンタップしません。一旦《氷瀑の執政》の能力が解決され、クリーチャーがタップされた後に、そのクリーチャーが元の能力の対象として不適正になったとしても、その効果は影響し続けます。対象に取り続けているわけではありません。

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Q35:
《炎駆の乗り手》で《アラシンの先頭に立つ者》のコピートークンを出した場合、トークンの先頭に立つ者の効果は発揮されるのでしょうか。

A:
はい。《アラシンの先頭に立つ者》のコピー・トークンが戦場に出たので、そのトークンが持つ誘発型能力が誘発します。

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Q36:
自分のターンのアップキープに入ったとき《飛行機械の組立工》をコントロールをしていました。アップキープに入ってから効果を発動して場を離れるまでに相手は《流刑への道》を組立工に唱えて追放することができますか? また、それに対応して《雲隠れ》を唱えた場合には?

A:
《飛行機械の組立工》はアップキープ・ステップに誘発する誘発型能力です。誘発しスタックに積まれた後、解決される前にプレイヤーは何かをすることができます。

相手に《流刑への道》を唱えられるなどして、解決時にその《飛行機械の組立工》をコントロールしていない場合、誘発型能力は何もしません。

相手が《流刑への道》唱え、対応して《雲隠れ》を唱えた場合、誘発型能力の解決時に、あなたは誘発型能力を誘発させた《飛行機械の組立工》とは異なる《飛行機械の組立工》をコントロールしていますので、やはり誘発型能力は何もしません。

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Q37:
《マルドゥの悲哀狩り》が出たとき、もしくは他の戦士が出たときに相手側の墓地のクリーチャーカードも対象にとれるのでしょうか?

A:
あなたの墓地のみならず、他のプレイヤーの墓地にあるクリーチャー・カードを対象に取ることができます。

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Q38:
《擬態の原形質/The Mimeoplasm》が場に出る際に墓地の《クローン》の類い(《クローン》・《ファイレクシアの変形者》・《幻影の像》など)を追放しそのコピーとなって場に出る時、場のクリーチャーのコピーとして出られるのでしょうか?それともコピーする事を選べず0/0のクローンのままなのでしょうか?

A:
戦場のクリーチャーのコピーとなることを選べば、その選んだクリーチャーのコピーとなって戦場に出ます。そうすることを選ばないことも可能ですが、その場合は何もコピーしていない《クローン》に、(追放したもう1枚のクリーチャー・カードに従った数の)+1/+1カウンターが置かれて戦場に出るでしょう。

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Q39:
《隔離するタイタン/Sundering Titan》が場に出た時、平地として選択した《神聖なる泉/Hallowed Fountain》を重複して島としても選択することができますか?

A:
《隔離するタイタン》の誘発型能力は対象を取っておらず、解決時に単に選ぶだけです。 戦場に基本土地タイプを2種類以上持つ土地がある場合、その土地を重複して選んでもかまいません。

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Q40:
Aが1セットを取っている状況で、《白金の天使》をコントロールしています。Bは《研究室の偏執狂》と《無慈悲》をコントロールしており、お互いの手札とライブラリーは空です。Bのライフが十分にあるとき、引き分けの提案をAが断るのは遅延行為となりますか?

A:
Aは提案を断ること自体は可能ですが、その場合はゲームの局面を進行させなくてはいけません。故意にゲームを長引かせ時間制限を有利に働かせようとしている場合、「遅延行為」であるとジャッジが判断するでしょう。

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