2015年5月26日火曜日

まとめ その46

Q451:
いずれかのプレイヤーが《迷宮の霊魂》をコントロールしている状況で、各ターン2枚目以降のカードを引こうとする行動に対して発掘や《崇拝の言葉》などで置換を行うことは可能ですか?

A:
いいえ。2枚目以降の「ドローできない」ことを置換しようとした場合、その置換効果は適用されません。従って、発掘を行うことはできませんし、《崇拝の言葉》で置換することもできません。

Q451-2:
先の質問の状況で、1枚目のドローを何らかの効果で置換していた場合、それは「ドローした」ということになって、2枚目以降は引くことが出来ないのでしょうか?

A:
イベントが置換された場合、そのイベントは起こったことになりません。例えば、1枚目のドローを発掘で置き換えた場合、あなたはまだこのターンにカードを引いていません。次にドローする場合、それは「1枚目」となって《迷宮の霊魂》の影響を受けません。

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Q452:
自分のコントロール下に《クルフィックスの狩猟者》が戦場にいる際に、予言を使用しました。その場合、2枚目の引くカードを対戦相手に公開する必要はあるのでしょうか

A:
はい。カードを複数枚引く場合、それは1枚ずつドローすることになります。従って、まず1枚目をドローし、次のライブラリートップを公開し、その後(2枚目の)ドローを行います。

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Q453:
自分が《ニヴメイガスの精霊》をコントロールしている状態で自分が《好機》を唱えました。
相手はそれに対応して《謎めいた命令》を《好機》を対象に打ち消すモードと,ドローするモードで唱えました。
さらにそれに対応して自分が《ニヴメイガスの精霊》の能力で《好機》を追放した時、相手は《謎めいた命令》の効果でカードを引くことが出来ますか?

A:
いいえ。《謎めいた命令》の解決時に、その呪文がとっている対象が全て不適正になっているため、《謎めいた命令》は打ち消されます。従ってドローもできません。

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Q454:
《泥棒の競り》と《兵員の混乱》についての質問です。泥棒の競りの効果処理中に兵員の混乱を選択するタイミングによって、兵員の混乱の誘発回数と内容は変動しえますか?また、変わるならどのように変わりますか?

A:
はい。《泥棒の競り》によって《兵員の混乱》が戦場に出た時以降に、《泥棒の競り》によって戦場に出たアーティファクト、クリーチャー、エンチャントについて誘発します。それ以前に戦場に出したものについては誘発条件を満たさないので、誘発しません。

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Q455:
《日々を食うもの》や《地ならし屋》などのデメリットCIP持ちの誘発に対応して、《寛大なるゼドルー》でそれらのパーマネントのコントロールを対戦相手に渡す事は可能ですか。また可能な場合そのデメリットCIPは自分と対戦相手どちらに発動しますか。

A:
それらの誘発型能力に対応して《寛大なるゼドルー》の能力を使用することはできますが、誘発型能力のコントローラーは変わりません。例えば《日々を食うもの》の場合、ゼドルーの能力を使用したとしても、ターンを飛ばすのは誘発型能力のコントローラーである、あなたです。

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Q456:
《真の名の宿敵》が出るに際して、プレイヤーを選ぶ能力が発動しますが、これに対して《もみ消し》は有効ですか?

A:
いいえ。《真の名の宿敵》の1番目の能力は、戦場に出る際に機能する置換効果です。これは誘発型能力ではなく、かつ、スタックに積まれません。従って《もみ消し》の対象にすることはできません。

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Q457:
《荒原の境界石》などの代替コストは、マナコスト軽減能力などによって支払うマナを軽くすることは可能ですか?

A:
はい。コストを増減する効果は、最終的に支払うマナの量を上下させます。例えば、《エーテリウムの彫刻家》があるときに《荒原の境界石》を代替コストで支払うことを選ぶと、最終的に基本土地を1枚戻すだけで唱えることができます。

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Q458:
頑強能力を持っていた《クローン》がその能力により戦場に出ようとしています。この時、《メリーラの守り手》のコピーとして戦場に出ようとした場合、《クローン》の上に-1/-1カウンターは配置されますか?

A:
いいえ。それは《メリーラの守り手》となって戦場に出るので、それが戦場に出る際に「-1/-1カウンターが配置できない」という能力も機能します。(CR112.6h)

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Q459:
《ゴルガリの死者の王、ジャラド》が効果で《夜の咆哮獣》を生贄にしたとき、夜の咆哮獣は自身の効果で上がっていたパワーの分だけプレイヤーに与えますか?
そして起動効果がコスト支払いが終わった時スタックしてジャラドに対し除去で破壊した時効果は発動されますか?

A:
《ゴルガリの死者の王、ジャラド》の能力でクリーチャーを生け贄に捧げた場合、対戦相手が失うライフは、生贄に捧げられたクリーチャーが最後に戦場に存在した時点でのP/Tを見ます。従って《夜の咆哮獣》自身は数えません。
また、一度起動した起動型能力は、後からその発生源がどうなろうとも解決されます。従って、《ゴルガリの死者の王、ジャラド》の能力を起動したあと、ジャラドが除去されたとしても、変わらず解決されます。


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Q460:
本来公開されるべき情報を自分だけが知った状態で、それを相手に開示する前に投了することは可能でしょうか。たとえば、1)《相殺》を誘発解決時に、自分だけデッキトップを確認して(打ち消せなかったため)投了 2)対戦相手にターンのコントロールを奪われ、対戦相手が自分のサイドボードを確認しようとしたところで投了 といったことは可能なのでしょうか。

A:
プレイヤーはいつでも投了できます。(CR104.3a) 投了に伴うトラブルがある場合は、ジャッジを呼んで対処してもらってください。

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