2015年5月27日水曜日

まとめ その47

Q461:
《太陽の拳》をコントロールしているときに、沼と平地と山と島と《古代の聖塔》から出る5色のマナで、手札の《引き裂かれし永劫、エムラクール》を唱えることは可能でしょうか?

A:
はい。可能です。《古代の聖塔》から出るマナは、クリーチャー呪文にたいしてのみ使用できます。それが《太陽の拳》などの代替コストであってもOKです。

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Q462:
《巻物棚》の能力を解決する際、カードを追放し、ドローを行った時点で、追放したカードとドローした手札の両方を再度確認してから追放されたカードを戻す順番を決定することはできますか?

はい。《巻物棚》のテキストに従うと、あなたはライブラリーの上からカードを手札に入れた後で、追放したカードをライブラリーに戻すことになります。手札を見つつ、あなたは好きな順番でそれらのカードを戻す順番を選択できます。

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Q463:
墓地にある《ボディ・スナッチャー》を《悪魔の隷従》で戦場に戻した後、《ボディ・スナッチャー》が破壊された場合、どちらも死亡したときの誘発能力が書いてあるためどうなるのかわかりません。この場合のこれら2枚の動きを教えてください。

A:
両方の誘発型能力が同時にスタックに積まれるため、あなたは好きな順番でそれらの能力をスタックに積むことができます。

1)《悪魔の隷従》を先に解決する場合:解決時に墓地の《ボディ・スナッチャー》が追放され、《悪魔の隷従》が手札に戻ります。その後《ボディ・スナッチャー》の能力が解決され、対象のクリーチャー・カードが戦場に戻ります。

2)《ボディ・スナッチャー》を先に解決する場合:解決時に墓地の《ボディ・スナッチャー》が追放され、対象のクリーチャー・カードが戦場に戻ります。その後、《悪魔の隷従》が解決され、《悪魔の隷従》が手札に戻ります。

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Q464:
《怨恨》がエンチャントされた《剣術の名手》が対戦相手の《さまようもの》にブロックされました。対戦相手に与えられるダメージとして適正な数値の組み合わせ(先制攻撃,攻撃)はどうなりますか?

A:
《剣術の名手》のパワーは3なので、最初の戦闘ダメージステップで、あなたは《さまようもの》に対して最低1点から3点までを、残りをプレイヤーに割り振ります。その後、第2戦闘ダメージステップでは、防御クリーチャーがいないので3点全てをプレイヤーに割り振ります。

Q464-2:
先ほどの質問の状況で、さまようものが破壊不能を持っていた場合、ダメージの割り振りはどうなりますか?

A:
最初の戦闘ダメージステップにおいては先の回答と同様です。第2戦闘ダメージステップでは、すでに《さまようもの》は致死ダメージを負っているので、あなたは《さまようもの》に0点から3点までのダメージを、残りをプレイヤーに割り振ることができます。

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Q465:
怪物化に関しては701.28bによりそのXを他の能力が参照できますが、変異には同様のルールがありません。《生命を破滅させるもの》の2つ目の能力が変異コストのXを参照できるのは何故でしょうか?

A:
あるオブジェクトにXが複数ある場合、その値は同じ瞬間に同じ値を取るからです。(CR107.3g) 変異コストが支払われるまではXの値は不定ですが、変異コストを支払ったらXの値は固定され、そして誘発型能力にあるXの値も決定されます。

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Q466:
《無情の碑出告》の起動能力でライフ20点のプレイヤーに10点のダメージを与えるスタックに乗せ、《千年霊薬》でクリーチャーをアンタップし、再度、《無情の碑出告》の能力起動でライフ10点のダメージを2回与えることは可能でしょうか?

A:
その行動自体は可能ですが、《無情の碑出告》で与えられるダメージは、その解決時に決定されます。起動時のライフを参照するわけではありません。何もなければ、1度目の解決時に10点(20点の半分)、2度目に5点(10点の半分)のダメージを与えるでしょう。

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Q467:
自分の場に存在するクリーチャー状態の《鍛冶の神、パーフォロス》を対象に《複製の儀式》をキッカー状態で唱えた場合、場に出た五体の《鍛冶の神、パーフォロス》のダメージを与える効果は誘発しますか?
あと、この場合レジェンドルールはどのタイミングで解決されますか?

A:
《複製の儀式》の解決中に、《鍛冶の神、パーフォロス》のコピートークンが5体出て、それらが戦場に出たことによる能力が誘発します。そして、《複製の儀式》の解決が終了し、プレイヤーが優先権を得る際に、レジェンド・ルール(状況起因処理)が適用されます。

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Q468:
自分が《荒れ野の本質》をコントロールしている状態で、テーロスの神(例えばナイレアなど)を場に出た時点でクリーチャーとなる分の信心が無い状態で出すと荒れ野の本質のコピーとして場に出ますか?

A:
例として《狩猟の神、ナイレア》を挙げます。それが戦場に出る時点でどの置換効果の影響を受けるかは、それが戦場に出た時にとるであろう特性を見ます。(CR614.12)
《狩猟の神、ナイレア》はそれ自身の能力でクリーチャーではなくなります。従って、「クリーチャーが戦場に出る」際の置換効果は考慮されません。最終的にそれは通常の《狩猟の神、ナイレア》で戦場に出ます。

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Q469:
《オパール色の輝き》や《生命と枝》などの効果で本来クリーチャーでないパーマネントがクリーチャーになる時に、《荒れ野の本質》をコントロールしている状態でそれらのパーマネントを場に出した時はこれのコピーになるのですか?

A:
いいえ。先ほどの「戦場に出た時点でとるであろう特性」を見る際に、他の発生源による効果は考慮しません。従って、《オパール色の輝き》がある際に、クリーチャーでないエンチャントが戦場に出ても、それは《荒れ野の本質》ではなく、そのままで戦場に出ます。


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Q470:
《催眠の宝珠》と《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》の任意の回数ライブラリから墓地に落とすコンボでデッキに《引き裂かれし永劫、エムラクール》が一枚入っている場合、対戦相手がこちらの行動に干渉しないことを確認した上で、ライブラリをエムラを含む任意の枚数、墓地を任意の順番に並べ替えた状態を手順の省略として作ることはできますか?

A:
いいえ。最終的な状態が明らかならば、繰り返す手順を省略して最終状態にすることはできます。が、その場合は「偶然」作られる状態を想定しているので、宣言した回数を試行してください。時間があまりに占有される場合は大会を遅らせる行為になる可能性があります。

特定のカードが落ちるまで、というのは宣言としては不正確です。そのような状況になるまで行動を繰り返す事は可能ですが、最終的な状況が必ず確定するわけではないので、途中の手順を省略することはできません。また、繰り返しになりますが、時間の占有にはご注意下さい。

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