2015年7月7日火曜日

まとめ その88

Q871:
《アスフォデルの灰色商人》のX値のライフドレインについてなのですが、
例えば3人でゲームを行っている場合、X=4であれば、各対戦相手に与えた計8点分ライフを得られるのでしょうか?

A:
はい。その通りです。対戦相手が2人いて、それぞれ4ライフ失ったのであれば、あなたは8ライフを得ます。

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Q872:

素の状態で戦場に出ている《賢いなりすまし/Clever Impersonator》を《気紛れな詐称者/Mercurial Pretender》でコピーし、さらに他のクリーチャーでないパーマネントのコピーになった場合、自己バウンス効果を持つのでしょうか?

A:
他のクリーチャーでないコピーになることを選んだ時点で、《気紛れな詐称者》由来のコピー効果はすべて《賢いなりすまし》由来のコピー効果に上書きされます。従って出てくるパーマネントにバウンス能力はありません。

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Q873:
素の状態で戦場に出ている《前駆ミミック》を《気紛れな詐称者》でコピーします。コピーされた前駆ミミックの能力でさらに戦場の前駆ミミックを選んでいくと、《手札に戻る能力》とコピーした回数分の《アップキープにトークンを出す能力》を持ちますか?

A:
《前駆ミミック》をコピー先として選んだのであれば、それによりトークンを生成するほうの能力が得られます。何回選ぼうとも「《前駆ミミック》のコピー」になります。それ由来のの能力は1つしか得られません。

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Q874:
《フォモーリのルーハン》に《ゴブリンの外交官》の強制戦闘効果を適用させました。この場合、フォモーリのルーハンの攻撃先を指定できるのでしょうか。よろしくお願いします。

A:
いいえ。この場合、戦闘開始ステップで《フォモーリのルーハン》の能力により、対戦相手が1人選ばれます。その後、攻撃クリーチャー指定時に、2つの強制を最大数満たさないといけませんが、可能な選択肢は「選ばれたプレイヤーを攻撃する」のみとなります。

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Q875:
アクティブプレイヤー(残りライフ2)が2/2と3/3のクリーチャー2体で攻撃し、防御プレイヤー(残りライフ2)が《跳ね返す掌》を唱え、解決に際し3/3のクリーチャーを選びました。このまま戦闘が処理された場合、勝敗はどうなりますか?

A:
戦闘ダメージの結果、NAPは2点ダメージを受け、APは《跳ね返す掌》から3点のダメージを受けます。従ってAPもNAPもライフは0以下になり、このゲームは引き分けになります。

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Q876:
相手の場に《真面目な訪問者、ソリン》の+1能力が使われた《クルフィックスの狩猟者》がいるとき、こちらの場の《世界を喰らう者、ポルクラノス》がX=4で怪物化した場合絆魂の処理はどうなりますか?

A:
絆魂を持つクリーチャーがどのような理由であれダメージを与えた場合、そのコントローラーはライフを得ます。この場合は《クルフィックスの狩猟者》は《世界を喰らう者、ポルクラノス》に3点のダメージを与えるため、対戦相手は3点のライフを得ます。

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Q877:
《火山の捧げ物》を《軍属の雄叫び》でコピーしました。コピーの対象は新たに対戦相手を選んで選ばせる事になりますか?

A:
いいえ。コピーの新たな対象を選ぶのはあなたです。適正な対象を選ぶ限り、あなたがそれら全ての対象を選びます。(CR114.6d)

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Q878:
バタースカルを幻視の魔除けでフェイズアウトさせると装備しているトークンはどうなりますか?
また、バタースカルを装備しているトークンのみを何らかの方法でフェイズアウトさせた場合、装備しているバタースカルはどうなりますか?

A:
《殴打頭蓋》自体がフェイズ・アウトした場合、付けられていたパーマネントはそのままになります。通常の細菌・トークンであるならば、0/0なのでトークンは墓地に置かれ消滅するでしょう。

《殴打頭蓋》が付けられているトークンをフェイズ・アウトした場合、《殴打頭蓋》も「間接的に」フェイズ・アウトします。その後、トークンは消滅します(CR702.25k)。《殴打頭蓋》はそれ自身でフェイズ・インすることはありません。

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Q879:
《軽蔑的な一撃》でマナコストがXの呪文は打ち消せますか?

A:
スタック上では、マナ・コストのXは宣言された値を持ちます。例えば、《火口の爪》をX=3で唱えると、それの点数で見たマナ・コストは4なので《軽蔑的な一撃》で打ち消せます。X=2の場合、それの点数で見たマナ・コストは3なので打ち消せません。
RT @natukawa_sky: @testing_box 


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Q880:

対戦相手から、カードがどの言語なのかを聞かれた場合、答える必要はありますか?

A:
「そのカードが何であるか」はゲームの戦略を決定付ける上で必須の情報、つまり共有情報なので、答える義務があります。

一方、好奇心として「カードの言語(版)」を聞いた場合、ゲーム上の戦略とは関係ないコミュニケーションの一環なので、MTGのルールとして規定されていません。紳士的に対応することをおすすめします。

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