2015年7月12日日曜日

まとめ その93

Q921:
自身が《希望の天使、アヴァシン》をコントロールしているときに《新野の火計》を唱えた場合土地が破壊されるのは対戦相手のみという考えであっていますか?

A:
はい。あなたの土地は《希望の天使アヴァシン》により破壊不能を得ていますので、破壊する土地を選べません。が、その後にある効果は続行されます。従って、対戦相手の土地は破壊されます。

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Q922:
自分がコントロールする《雷破の執政》に相手から《爆片破》を唱えられました。このとき対応して《雲隠れ》を自分で雷破の執政を対象として唱えた場合に誘発した3点のダメージは相手に与えられますか?
また、《爆片破》を《移し変え》で再度対象にした場合に2度誘発しますか?

A:
前半)はい。すでに《爆片破》の対象になったことで、《雷破の執政》の能力が誘発しています。その後に《爆片破》の対象が適正でなくなったとしても関係ありません。
後半)はい。対象になったので(再度)誘発します。

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Q923:
対戦相手が《ドロモカの命令》を唱えました。モードは1/1カウンターと格闘を選択。対象は対戦相手の《羊毛鬣のライオン》とこちらの《羊毛鬣のライオン》という状況の時、1/1カウンターが乗ったあと、格闘が解決される前に《勇敢な姿勢》を相手の4/4ライオンに撃つ機会はありますか?

A:
いいえ、ありません。呪文や能力の解決中には、プレイヤーは優先権がありません。従って、《ドロモカの命令》の解決中に何かをすることはできません。

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Q924:
自墓地にシャンダラーの魂(シャン魂)と、戦場に相手のコイロスの洞窟(洞窟)とヤヴィマヤの沿岸(沿岸)があります。シャン魂の能力に対応して、相手が洞窟と沿岸でダメージを受つつドロモカの命令でシャン魂からのダメージを軽減しようとしてきました。
この場合、シャン魂の能力はインスタントでもソーサリーでもないのでドロモカの命令の対象として不適切ですが、どこまで状況を巻き戻すのが適切ですか?

A:
対象として不適正なので、《ドロモカの命令》を唱えることが完了できません。従って、《ドロモカの命令》を唱えるに際し行った行動を全て巻戻します。つまり、起動したマナ能力は全て戻り、《ドロモカの命令》は手札に戻ります。受けたダメージも元に戻ります。(CR717.1)

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Q925:
老いざるメドマイで電弧連鎖などで相手ターンに相手プレイヤーにダメージを与えた場合次のターンに老いざるメドマイは攻撃できますか?

A:
《老いざるメドマイ》は追加ターンで無い限り、普通に攻撃できます。また、《電弧連鎖》によるダメージでは、《老いざるメドマイ》によってターンを得ることはできません。なぜならそれは戦闘ダメージではありません。


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Q926:
プレイヤーに対して直接ダメージの入る呪文(稲妻など)をプレイし、解決時にどちらにダメージが行くのかを選択するのがルールということですが、この場合対象に取るのはプレイヤーのみという認識で問題ないでしょうか。

A:
戦闘ダメージでないダメージを対戦相手に与える場合、そのダメージをその対戦相手がコントロールしているプレインズウォーカーへ代わりに与えても良い、というルールがあります。(CR306.7)つまりその呪文はプレイヤーにダメージを与えるものであります。
移し替える時にプレインズウォーカーを改めて対象に取る必要はありません。また、プレインズウォーカーを対象に取れるカードもあります。(《龍王アタルカ》など)


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Q927:
自分が《精神破壊者、ネクサル》と《精神クランク》をコントロールしています。
対戦相手のドローで相手は2点のライフを失い2枚を墓地に置きますが、相手が引くカードと墓地に置くカードは交互でしょうか、それとも2枚引いて2枚を墓地に置くのでしょうか。

A:
まず、ドローステップに相手はカードを1枚引き、それによって以下の誘発型能力が同時にスタックに置かれます。
1)《精神破壊者、ネクサル》の1番目の能力
2)《精神破壊者、ネクサル》の2番目の能力
あなたはこの能力を好きな順でスタックに積みます。

1)→2)の順で積むと、先に2)を解決し、対戦相手は結果として1点のライフを失います。そして。《精神クランク》の能力が誘発します。つまり、追加のカードを1枚引くよりも前に、墓地にカードが1枚置かれます。

逆に、2)→1)と積むと、1)を先に解決し、相手はカードを1枚引きます。そして、《精神破壊者、ネクサル》の2番めの能力が誘発します。これにより、結果としては2枚引いて上から2枚墓地に置く、となります。

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Q928:
相手の飛行を持ったクリーチャーが攻撃してきた時に、本来飛行を持っていなかった自分のクリーチャーが防御指定ステップに入ってから飛行を得た場合(変異コストを払って表にしたり、ジャンプを唱えたり)、ブロックすることは可能でしょうか?

A:
防御クリーチャー指定ステップの開始に際し、ブロック・クリーチャーを指定します。(CR509)従って、それよりも前に飛行を得ておく必要があります。

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Q929:
私のターンにファイレクシアの暴政(私のコントロール)が場に出ているときに自分と相手がライフ2だとして互いにカードを引くスペルをうちました。仮にお互いマナがないとして解決順は自分で決められますか?また相手ターンで他は同じ時の挙動教えてください

A:
あなたのドローと対戦相手のドローによって、《ファイレクシアの暴政》が2回誘発します。いずれのあなたがコントローラーなので、スタックに積む順番を好きに決めて構いません。また、今が誰のターンなのかは問いません。


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Q930:
死に微笑むものアリーシャで墓地から戦場に出したパワー2のクリーチャーに、戦線突破の効果を付加するタイミングは有りますか?

A:
はい。《死に微笑むもの、アリーシャ》の能力を解決した時点では、まだ攻撃クリーチャー指定ステップです。ブロッククリーチャー指定ステップに移る前に、プレイヤーは優先権を得て何かをすることができます。もちろん、《戦線突破》を起動することもできます。

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