2015年7月13日月曜日

まとめ その94

Q931:
被覆を持っているクリーチャーに装備コストを払って装備させることは可能ですか?

A:
いいえ。装備コストを支払って装備能力を起動する場合、あなたのコントロールするクリーチャーを対象にします。(CR702.6)従って、対象に取れない被覆持ちに装備能力を用いて装備させることはできません。

----

Q932:
《氷瀑の執政》によってタップされた対戦相手のクリーチャーは、その《氷瀑の執政》のコントローラーが変わった後もアンタップステップにアンタップできないままでしょうか。

A:
《氷瀑の執政》のコントロールを失った時点で、あなたが氷瀑の執政をコントロールし続けているかぎり」という期限が終了します。従って、その後はタップされたクリーチャーは通常通りアンタップします。

----

Q933:
相手が《霜歩き》1体のみをコントロール、こちらが《弧状の稲妻》を《霜歩き》とプレイヤーを対象に唱えました。この場合 
1)相手が《頑固な否認》を唱えた場合は、獰猛は達成していますか?
2)霜歩きが誘発死亡している場合、弧状の稲妻は対象不適正ですか?

A:
1)
《弧状の稲妻》により《霜歩き》の能力が誘発します。この能力の解決よりも前に《頑固な否認》を唱えたのであれば、《頑固な否認》の解決時にはまだパワー4のクリーチャーをコントロールしているので、獰猛を達成しています。逆に、《霜歩き》を生贄に捧げた後なら、達成してません。

2)
呪文や能力の解決時に、「全ての」対象が不適正であれば、その呪文や能力は打ち消されます。(CR608.2b) この場合、一部の対象が不適正になっているだけなので、《弧状の稲妻》は打ち消されずに解決されます。

----

Q934:
対戦相手がコントロールする《悪夢の織り手、アショク》の能力よってコントロールを奪われた《先頭に立つもの、アナフェンザ》が、《命運の核心》によって破壊され、本来の持ち主の墓地に送られる時、アナフェンザは自身の能力によって追放されますか?

A:
はい。その《先頭に立つもの、アナフェンザ》は対戦相手の墓地に移動するため、自身の効果により代わりに追放されます。

----

Q935:
変異の扱いについて質問します。
変異を持つカードを裏向きで唱えた時スタック上では何マナの呪文として扱われるのでしょうか?
マナコストは0だから《虚空の杯》X=0が場にあればカウンターされるという意見も聞きましたが、その通りなのでしょうか?

A:
変異によって裏向きに唱えられた呪文は、マナ・コストを持たないクリーチャー呪文となります。(CR702.36c)従って、その点数で見たマナ・コストは0です。

----

Q936:
変異と同じく代替コストである授与などによって唱える際のコストが変わる場合はスタック上でのCMCは元々のコストのままなのでしょうか?
例えば、《加護のサテュロス》の授与は《軽蔑的な一撃》でカウンターできますか?

A:
呪文の点数で見たマナ・コストは、それに支払ったコストの数とは何も関係がありません。常に右上のマナ・コストのみを参照します。従って、《加護のサテュロス》は授与で唱えたとしても、その点数で見たマナ・コストは3です。(5ではありません)

----

Q937:
《神秘の痕跡》の事で質問があります。裏向きのクリーチャーが戦場に出るたびとありますがこれは手札以外からでも良いのでしょうか?《囁きの森の精霊》の予示や、《死霧の猛禽》が墓地から帰ってきたときに裏返しで戦場に出した場合でも、基本土地カードを手札に加えても問題無いですか?

A:
はい。どのような手段で裏向きに戦場へ出たかを問いません。

----

Q938:
『優先権』について詳しく教えて頂く事は可能でしょうか?
初心者の私に分かり易く教えて頂けると幸いで御座います。
宜しくお願い致します。

A:
簡単に言うと、プレイヤーは優先権が無いと、呪文や能力をプレイすることができません。優先権は「パス」されてプレイヤー間でやりとりされます。もう少し詳しくは下記を参照して下さい。 http://archive.mtg-jp.com/reading/wpn/010088/

----

Q939:
《血清スリヴァー》と《従者》をコントロールしており「従者に与えられるダメージを1点、代わりに血清スリヴァーに与える」という置換効果が存在します。《火の玉》がこれら二体にそれぞれ3点のダメージを与えます。血清スリヴァーは死亡しますか?

A:
置換効果が永続的に続くように読めますが、仮に「次の」というテンプレートに沿ったテキストだとすると、置換・軽減効果を適用した結果、《血清スリヴァー》には3点のダメージが与えられます。従って致死ダメージを受け破壊されるでしょう。

----

Q940:
 《先頭に立つもの、アナフェンザ》と予示・授与等の相互作用について、CR上の根拠を教えてください。

A:
CR400.6にあるとおり、領域を移動するイベントに影響を与える置換効果です。《先頭に立つもの、アナフェンザ》によって、移動するべきオブジェクトが元の領域(特に戦場)でどうあるかを見てから、イベントがオブジェクトを領域へ動かします。


0 件のコメント:

コメントを投稿