2015年6月21日日曜日

まとめ その72

Q711:
秘匿土地によって秘匿されているカードは、その土地が持つ秘匿の解除条件を満たすことが出来れば、そのカードの使用タイミングは無視できますか?(秘匿土地に秘匿されているソーサリーを相手のターンに使う、など)

A:
《風立ての高地》などの秘匿能力を持つ土地は、それにより取り除かれたカードをプレイしてもよいという起動型能力を持ちます。つまり、秘匿されたカードは能力の解決中に唱えるため、通常の制限(ソーサリーなど)を無視して唱えることができます。

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Q712:
《歓楽の神、ゼナゴス》の能力で修正を受けた裏向きの変異クリーチャーを、表向きにしたとき+2/+2の修正はされたままですか?

A:
はい。裏向きのクリーチャーが表になったとしても、それまでに受けていた修整(この場合は+2/+2)は変わらず、修整を受けたままです。


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Q713:
トランプルを持たせた《崖崩れの精霊》のアタックをタフネス1のクリーチャーでブロックされた場合、他のクリーチャーが死亡し、+1/+1カウンターが乗るので、相手に1点貫通するのでしょうか?

A:
いいえ。先制攻撃を持つクリーチャーがいる場合、先にそれらのクリーチャーの戦闘ダメージを割り振ります。つまり、+1/+1カウンターが乗った時点で《崖崩れの精霊》は既にダメージを割り振り済みなので、もうその戦闘ではダメージを割り振れません。

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Q714:
プレイヤーAの場にクリーチャーがいない状態でAは《起源のハイドラ》をx=6で唱え、効果で公開された中から《首席議長ゼガーナ》を場に出した場合。
ハイドラはまだ場に出ていないのでゼガーナで引ける枚数は1枚が最大でしょうか?

A:
はい。その場合、まだ《起源のハイドラ》はスタックにあって戦場に無いので、《首席議長ゼガーナ》が戦場に出る際に、戦場には何もいません。従って《首席議長ゼガーナ》のパワーは1であり、あなたは1枚のカードを引くことになるでしょう。

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Q715:
《鍛冶の神、パーフォロス》が戦場に出ていてかつクリーチャーであり、さらにパーフォロスを唱えた場合、パーフォロスは2点飛ばしてから対消滅しますか?

A:
はい。その場合、新しく戦場に出た《鍛冶の神、パーフォロス》はクリーチャーなので、それによって元からあった《鍛冶の神、パーフォロス》の能力が誘発します。(その後、レジェンド・ルールにより一方は生贄に捧げられます)

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Q716:
トランプルなどによりクリーチャーが破壊されると同時にそのコントローラーが敗北しました 陰鬱能力は機能しますか?

A:
はい。そのターンにクリーチャーは破壊され墓地に置かれています。

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Q717:
《クルフィックスの狩猟者》が戦場に出ている際、占術2や3を行う場合それらのカードは対戦相手に公開しますか?
また占術を行っている際のデッキトップは公開しますか?

A:
いいえ。占術を行う場合、まずライブラリーを「見る」ので、一番上のカードは変わりません。占術を行ったあと、一番上のカードを公開して下さい。

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Q718:
場に《オパールのモックス》と《メムナイト》がいる状態で新しいオパールのモックスを場に出したら金属術を達成してマナを出すことは可能でしょうか?

A:
いいえ。2枚目の《オパールのモックス》が戦場に出たあと、あなたが優先権を得るよりも前に、レジェンド・ルールによって1つを残し他をすべて墓地に置かないといけません。マナを出すにも優先権が必要ですので、質問の場合はマナを出すことはできません。

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Q719:
《メレティスのダクソス》により《炎渦竜巻》が追放されそれを唱えた場合、《炎渦竜巻》は実際に支払われたマナの色を参照しますか? それともダクソスの能力によって選ばれたマナの色を参照しますか?

A:
「かのように/as though」してもよい、とある場合、その効果にだけ適用されます。(CR609.4) したがって、《炎渦竜巻》を唱える場合はいずれの色マナでも唱えることができますが、解決時は緑または赤マナが実際に支払われていたかどうかを見ます。


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Q720:
《奪取》によって裏向きに唱えられた呪文を打ち消した場合、それは裏向きに戦場に出ますか?

A:
いいえ。その裏向きの呪文は解決されていません。したがって変異による「裏向きで戦場に出る」という効果も無いので、通常の位相、つまり表向きで出ます。

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