2015年6月24日水曜日

まとめ その75

Q741:
自分のライフが3で相手のライフも3です。相手がパワー3のクリーチャー2体でアタックして時
それに対応して自分は《跳ね返す掌》をその内の1体を選んで唱えました。
この場合ゲームは引き分けになりますか?

A:
はい。ダメージのイベントは「あなたは6点のダメージを受ける」という状態ですが、《跳ね返す掌》によって「あなたは3点、対戦相手は3点のダメージを受ける」となります。結果として、あなたも対戦相手のライフも同時に0になり、引き分けになります。

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Q742:
待機状態のカードはカウンターが全て取り除かれた時(アップキープ時)に必ず唱えなければならないのでしょうか?また、その場合はカードのタイプにかかわらずインスタントタイミングで唱えることになるんでしょうか?

A:
待機状態のカードの上の最後の時間カウンターが取り除かれたとき、「可能ならばこれを唱える」という誘発型能力がスタックに積まれます。(CR702.61)この能力の解決中に呪文は唱えられることになるので、通常の制限(ソーサリーなど)は無視されます。

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Q743:
《ちらつき蛾の生息地》を起動してクリーチャーにした後、《アーティファクトの魂込め》をエンチャントした場合、そのターンの終了時に《魂込め》は外れて墓地に置かれますか?またそれは《ボーラスの工作員、テゼレット》でクリーチャーにした場合でも同様ですか?

A:
《ちらつき蛾の生息地》の場合、ターン終了と共にアーティファクトではなくなるので、《アーティファクトの魂込め》は適正なエンチャント先でなくなり、状況起因処理で外れます。一方、《ボーラスの工作員、テゼレット》の場合は永続的にアーティファクトですので外れません。

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Q744:
接死、先制攻撃そしてトランプル持ちの5/6クリーチャー「A」が攻撃をして3/5のクリーチャー「B」にブロックされた場合、トランプル分のダメージは通りますか?

A:
はい。戦闘ダメージの割り振りの際に、ブロック・クリーチャー全てに致死ダメージを割り振れば、残りはトランプルによってプレイヤーに割り振ることができます。Aは接死持ちなので、Bに最低1点を割り振れば、残りをプレイヤーに割り振ることができます。

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Q745:
《ボーラスの工作員、テゼレット》の効果でで5/5になった、クリーチャー化している《ちらつき蛾の生息地》はターン終了時にやはり土地に戻りますか? 次以降のターンにその《ちらつき蛾の生息地》をクリーチャー化した時は5/5になりますか?

A:
ターン終了後でも「~は5/5のアーティファクト・クリーチャーになる」という効果は機能するので、画像のようになります。この後、2番めの能力を起動すると、飛行を持ったちらつき蛾になって、P/Tは1/1になります。 http://pic.twitter.com/3N13XRYyZY

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Q746:
生贄に捧げたクリーチャーが一度墓地へ行き、その能力の解決前に後追放領域へ移動した場合は《背くもの》の能力で戦場に戻りますか?

A:
いいえ。その場合、《背くもの》の誘発型能力の解決時に、誘発した時点で本来あるべき領域(=墓地)にないので、能力は生贄に捧げられたものを発見できず、戦場にそれを戻すことに失敗します。(Cr603.6)従って、その場合はなにも起こりません。


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Q747:
《消失》をエンチャントしたクリーチャーがフェイズアウトをしようとした所にスタックし、《消失》が破壊された場合フェイズアウトはされますか?

A:
はい。起動時にエンチャントされていたクリーチャーは、《消失》の起動型能力の解決時にフェイズ・アウトします。

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Q748:
《締め付け》が戦場にある状態で、《ウッド・エルフ》を場に出しました。この時、森は探すことが出来ないので無視しますが、その後のライブラリーのシャッフルを行うのですが?

A:
はい。「探す」部分は《締め付け》によってできないので無視されますが、そのあとライブラリーを切り直す部分は通常通りに行います。

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Q749:
《硬化した鱗》が1枚戦場に出ている状態で、《スコラ谷の災い》を召喚しました。《スコラ谷の災い》は何個の+1/+1カウンターを置いて場にでてきますか?

A:
本来は2個置かれるところに、1個多く置かれるので、3個の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出ます。

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Q750:
戦場に《静翼のグリフ》が出た状態で想起コストで《叫び大口》を唱えた場合、想起による生け贄効果は誘発しますか?

A:
いいえ。誘発しません。想起コストで唱えて戦場に出た後で生け贄に捧げる能力は、それが戦場に出た時の誘発型能力です(CR702.73) 戦場に出たのはクリーチャーである《叫び大口》なので、それは誘発型能力を誘発させません。従って生け贄に捧げられることもありません。

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