2015年7月1日水曜日

まとめ その82

Q811:

パワー4以上のクリーチャーをコントロールしている状態で、《書かれざるものの視認》をプレイすると、8枚から2枚出せますが、その中から出すクリーチャーとして、《クローン》と《灰燼の乗り手》を選んだ時に、《クローン》は《灰燼の乗り手》になれますか?

A:
いいえ。《クローン》は戦場に出る前に、何のコピーになるかを選ぶことになります。その2枚は同時に戦場に出るので、《クローン》が何のコピーになるかを選ぶ時点では、《灰燼の乗り手》はまだ戦場におらず、コピー先として選ぶことはできません。


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Q812:
クリーチャーをコピーしている《賢いなりすまし》が《放逐する僧侶》によって追放されていて、また戦場に戻るときにはコピーしたクリーチャーのまま戻るのですか?

A:
いいえ。追放されたそれは、戦場にあったものとは別のオブジェクトとして扱われます。従って、またそれが戦場に戻る際には、《賢いなりすまし》として戦場に出ることになります。あなたは《賢いなりすまし》が何のコピーになるかを改めて選ぶことができます。

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Q813:
《風番いのロック》の戦闘時の誘発型能力は「攻撃クリーチャーx体につきx点のライフを得るイベントが1回」と「攻撃クリーチャー1体につき1点のライフを得るイベントがx回」では、前者で有っていますか?

A:
 「ライフを得る」イベントは1回です。得られる量は攻撃クリーチャー1体につき1点となります。

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Q814:
《軽蔑的な一撃》をX=3で唱えられた《起源のハイドラ》を対象に唱え、打ち消す事はできますか?

A:
はい。スタック領域では、Xの値はその呪文が唱えられた時に選ばれた値になります。従って、質問の状況では、スタックにある《起源のハイドラ》の点数でみたマナ・コストは「5」なので、《軽蔑的な一撃》で打ち消せます。

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Q815:
こちらの場に、《僧院の速槍》がいる時に自分は《思考掃き》を唱えました。
そこで相手はスタックをして、《マグマの噴流》を《僧院の速槍》に唱えました。
この場合僧院の速槍は破壊されますでしょうか? どのタイミングで僧院の速槍のタフネスが上がるかお教えください。

A:
《思考掃き》を唱えると、スタックには《思考掃き》の上に果敢能力が置かれます。この果敢能力の解決時に、《僧院の速槍》は+1/+1の修整を受けます。従って、果敢能力の解決よりも前に《マグマの噴流》を唱えられたのであれば、《僧院の速槍》は破壊されます。

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Q816:
《起源のハイドラ》を「唱えた時」の効果でめくれたカードが場に出た後でも起源のハイドラ自体への打ち消し呪文の宣言は間に合いますか?

A:
はい。質問の状況では、《起源のハイドラ》はまだ解決されておらず、スタック領域にあります。従って、それを対象に打ち消し呪文を唱えることができます。

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Q817:
起源のハイドラでプレインズウォーカーがめくれて場に出た場合、忠誠度能力を使われる前にそのプレインズウォーカー除去タイミングはありますか?(起源のハイドラが着地する前なら対応しての除去が可能?)

A:
はい。質問の場合、プレインズウォーカーが戦場に出た時点では、まだスタック領域には《起源のハイドラ》があります。忠誠度能力を起動するにはスタックが空である必要があるので、この時点では忠誠度能力を使えません。

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Q818:
《水晶オウムガイ》に《マグマの噴流》を撃った場合、占術はできませんか?

A:
はい。《マグマの噴流》の対象になったことで《水晶オウムガイ》の能力が誘発し、生贄に捧げられます。《マグマの噴流》の解決時には適正な対象がありませんので、それは打ち消されます。したがって《マグマの噴流》は何もせず、占術2もできません。

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Q819:
《水晶オウムガイ》が授与されている《予知するスフィンクス》を対象とする呪文Aを唱えた場合、それに対応して《予知するスフィンクス》に呪禁を持たせられた場合は、呪文Aは立ち消え、予知するスフィンクスは水晶オウムガイの効果で生贄に捧げられることはありませんか?

A:
呪文Aにより《水晶オウムガイ》由来の「対象になった時~」の能力が誘発します。その後に呪禁を得たとしても、誘発した能力は対象を取っていないので関連がなく、《予知するスフィンクス》は生贄に捧げられます。呪文Aの対象は不適正なので、解決時に打ち消されます。

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Q820:
対戦相手がコントロールしている変異クリーチャーに対して除去を打ち、墓地に置かれました。よく確認せずそのままゲームを続行してしまったのですが次のターンでそのクリーチャーが変異能力を持っていないことに気づきました。この場合どういった裁定を出されますか?

A:
詳しい状況にもよりますが、一般RELで簡単に巻き戻せるのならば、変異として出したカードはそのまま墓地に起き、あなたが唱えた除去呪文を唱える前まで巻き戻すでしょう。変異を持たずにプレイした相手には、より注意深くゲームをする必要があると指導されるべきです。

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