2015年4月22日水曜日

まとめ その12

Q111:
《アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier》などの「戦場に出たとき~」という能力を持ったクリーチャーが唱えられたときに、《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》を出したら能力を止められますか?

A:
唱えた呪文や起動した能力は「スタック」領域に置かれ、一つずつ解決されます。全部がいっぺんに解決されるわけではありません。質問の場合、《血の暴君、シディシ》よりも先に《静翼のグリフ》が戦場に出ます。
この状態で《血の暴君、シディシ》が解決されて戦場に出ると、《静翼のグリフ》が既に戦場にいるため、「戦場に出たとき~」の能力は誘発しません。(もちろん、《血の暴君、シディシ》を解決する前に《静翼のグリフ》に対して除去呪文を唱えることも可能です)

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Q112:
《卓絶のナーセット/Narset Transcendent》の2番めの能力で、《時間への侵入》をプレイした場合次の自分のアップキープに反復として《時間への浸入》は解決されますか?
また、《繰り返すひらめき》のような反復の付いている呪文はどのように解決されますか?

A:
反復は、その呪文の解決の最終段階で、墓地に置かれる代わりにそれを追放して次のアップキープに唱えることができる能力です。《時間への侵入》は自身の解決中に自身を追放するので、反復は機能しません。また、反復が2つ以上あっても1つの場合と変わりありません。

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Q113:
予示によって《ルーン爪の熊》(マナ・コスト1G)が裏向きになっています。このクリーチャーが《変身体の殺到》の殺到により《銀毛のライオン》(マナコスト1W)のコピーになっている場合、これを表向きにするために支払うマナコストは1Gと1Wどちらですか?

A:
{1}{G} です。そのカードの右上のマナ・コストを見ます。継続的効果は考慮しません。

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Q114:
リリースノートの総合ルールには濫用と濫用したときの誘発型能力は関連された能力とは書かれてないので、《シディシの信者》を戦場に出し濫用の解決前に《死者を冒涜するもの/Profaner of the Dead》のコピーにした場合、死者を冒涜するものの2つ目の能力は誘発する、で正しいでしょうか?

A:
はい。そのオブジェクトの能力により濫用されているので、《死者を冒涜するもの》の2番めの能力が誘発します。

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Q115:
《レイナ塔の英雄》に《巨大化》を打ちました。
英雄的能力が誘発しますが、Xの具体的な値を宣言、マナを実際に支払うのは英雄的能力が解決する時ですか?
それとも、誘発した時点でマナは支払いますか?

A:
英雄的能力を解決する時点でXを宣言し、マナを支払います。誘発した時点ではありません。

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Q116:
《シルヴォクののけ者、メリーラ》をコントロールしている時に私の不死能力を持つクリーチャーが死亡しました。対戦相手は対応して《標本集め》を唱えました。この時、-1/-1カウンターは配置されますか?不死の-1/-1カウンターを乗せる部分は自己置換効果ですか?

A:
不死能力では関係ないので頑強能力として回答します。その場合、-1/-1カウンターは置かれた状態で戦場にでます。頑強能力自身の能力を変更するわけではないので、自己置換効果ではありません。

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Q117:
《処罰の力線/Leyline of Punishment》が場に出ている場合、《ファイレクシアのハイドラ/Phyrexian Hydra》に-1/-1カウンターは置かれるんですか?

A:
《処罰の力線》によって、ダメージは軽減できませんので、《ファイレクシアのハイドラ》が受けるダメージは軽減されず、カウンターも置かれません。置かれるのはダメージの軽減が実際になされる場合です。

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Q118:
《溶岩との融和/Commune with Lava》の「次のあなたのターンのターン終了時まで」とはいつですか?具体的には、自分のメインフェイズにこれを唱えた場合いつまで追放したカードを唱えられますか

A:
文字通り「次のあなたのターン」の「ターン終了時」までです。あなたのターンのメインフェイズに唱えたのであれば、その後のターン(=対戦相手のターン)のさらに後のターン(=次のあなたのターン)のターン終了時までです。

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Q119:
プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーに、対戦相手である他のプレイヤーがコントロールする発生源が戦闘以外でダメージを与える場合、その発生源のコントローラーはプレイヤーではなくプレインズウォーカーにダメージを与えることを選んでもよい。これは置換効果である とありますので《貫かれた心臓の呪い》も置換可能ですよね?

A:
はい。《貫かれた心臓の呪い》をコントロールしていて、それが対戦相手にダメージを与える場合、これは戦闘ダメージではありません。したがって、対戦相手のコントロールするプレインズウォーカーにダメージを移し替えることができます。

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Q120:
《正気の削り落し》の解決中に《試行+錯誤》が公開されました。青マナシンボルは《試行》と《錯誤》の2個とカウントするのでしょうか?それとも、《試行》または《錯誤》の1個とカウントするのでしょうか?

A:
その場合は1個と1個、として結果として2枚のライブラリーを削ります。スタック以外の領域にある分割カードが、ある特性を用いる効果によって値などが問われている場合、それぞれの半分が持つ特性2つを答えとして得ます。(CR708.5)



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