2015年4月30日木曜日

まとめ その20

Q191:

《アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress》のカードには「エンチャント呪文をかけるのに成功したとき」と書いてありますが、あるウェブサイトでは「唱えたとき」となっています。エラッタ等があったとはかかれていませんが、どちらがら正しいのでしょう?

A:
カードのテキストはオラクル・テキストと呼ばれる最新版の文章に従います。それらはGatherer ( http://gatherer.wizards.com/ ) で参照できます。現在の《アルゴスの女魔術師》は、"唱えたとき" が正しいです。

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Q192:
《士気溢れる徴収兵》でクリーチャーについている《怨恨》対象にすることはできるんですか?

A:
はい。その《怨恨》はパーマネントなので《士気溢れる徴集兵》の能力の対象にできます。(しかし、あまり意味はないでしょう)

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Q193:
《束縛の刃、エルブラス》及び《解き放たれたウィゼンガー》は統率者に指定することができますか?

A:
いいえ。統率者は伝説のクリーチャー・カードでなくてはいけません。《束縛の刃、エルブラス》はクリーチャーカードではありませんし、戦場にあって変身している時以外では《解き放たれたウィゼンガー》ではなく、《束縛の刃、エルブラス》としてそのカードは扱われます。

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Q194:
《悪鬼の狩人》に《ちらつき/Flicker》を使うと、戦場に出ると離れるは同時なんですか?
そのときアクティブプレイヤーがスタックを組めますか?

A:
その場合、《悪鬼の狩人》の両方の能力が誘発し、それらを同時にスタックへ積みます。《悪鬼の狩人》の能力のコントローラーが、それらを積む順番を選びます。


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Q195:
《原始のタイタン》を単体で攻撃してライブラリーから《戦の大聖堂》を持ってきたとします。 この場合は賛美は入りますか?入らないですか?

A:
いいえ。賛美能力が誘発するのは、攻撃クリーチャーとして指定された時なので、《原始のタイタン》の能力で持ってきた場合、《戦の大聖堂》の賛美能力が誘発するのはすでに遅すぎます。

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Q196:
冠雪された土地は基本地形ですか?もし、基本地形ならば4枚以上デッキに入れることも可能でしょうか?

A:
.基本という特殊タイプを持つならば氷雪を持つ土地を何枚入れても構いません。例えば、《冠雪の沼》は基本土地であるので、デッキに何枚でも入りますが、《ロノムの口》は基本でない氷雪土地なので、最大4枚までデッキに入れることができます。ただし、その氷雪基本土地がその構築フォーマットで使用できる必要があります。

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Q197:
《未来予知》をコントロールしている状態で、手札から《渦巻く知識》を唱えました。この時、ライブラリーの上から4枚を順番にA,B,C,Dとし、《渦巻く知識》でカードを戻した時に上になるほうををE,下になるほうをFとします。これらの内、《未来予知》によって公開されるカードはどれですか?

A:
ドローすると、そのカードは手札領域に移動します。ライブラリーの1番上が公開されるので、複数枚ドローする場合はすべて公開されてから手札に行きます。従って、A、B、C、Dは公開されます。逆に戻る場合は好きな順番で同時に戻るのでEは公開でFは非公開になります。

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Q198:
《未来予知》をコントロールしている状態で《緑の太陽の頂点》を唱えた場合、公開は2回行うことになりますか?

A:
はい。あなたのライブラリーは都合2回シャッフルされます。1回毎にライブラリーの一番上を公開してください。

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Q199:
《ヘイヴングルの死者/Havengul Lich》の効果の一文内に「~を唱えてもよい」とあります。この時クリーチャーを唱えるタイミングはルールに基づいたクリーチャーを唱えるタイミングに準拠するのでしょうか?
また、その効果を使用したターン内なら任意のタイミングで唱えられるのでしょうか?
そう思う理由として、奇跡カードが相手ターンに発動した場合唱えられることからです。

A:
《ヘイヴングルの死者/Havengul Lich》の能力は、墓地のカードをこのターン唱えることができるようにする効果であり、本来唱えるタイミングを変更しません。奇跡等の場合、能力の解決中に唱えさせるため、本来のタイミングを無視できます。

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Q200:

エンチャント・土地・山・森というタイプを持つ土地が場に出ているとき、《補充/Replenish》で《謙虚/Humility》と《オパール色の輝き/Opalescence》と《血染めの月/Blood Moon》を場に出した場合、その土地はどうなるのでしょうか?

A:
種類別ごとに継続的効果を列挙します。

(4種)エンチャントはクリーチャーでもある。(《オパール色の輝き/Opalescence》)
(4種)基本でない土地は山である。(《血染めの月/Blood Moon》)
(6種)クリーチャーの能力が失われる(《謙虚/Humility》)
(7b種)点数で見たマナ・コストと同じP/Tになる。(《オパール色の輝き/Opalescence》)
(7b種)1/1になる。(《謙虚/Humility》)

継続的効果が複数ある種類別は、タイムスタンプや依存を考えなければいけません。(CR613)

この場合、4種はどのようなタイムスタンプであっても各効果が独立なので順番を考える必要はありません。7b種はそのタイムスタンプ順に従います。

従って、クリーチャー・エンチャント・土地 -- 山、能力は持たず、P/Tはマナ・コストの点数と同じか、1/1になります。

《オパール色の輝き/Opalescence》→《謙虚/Humility》の順だと1/1になり、
《謙虚/Humility》→《オパール色の輝き/Opalescence》の順だとマナ・コストの点数と同じになります。

なお、同時に出たエンチャントのタイムスタンプを決めるのはアクティブ・プレイヤーです。


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